今から約2年ほど前の朝早くに、
突然病院から電話がかかってきました。

 

「お母さんが先ほど
救急車で運ばれて来ました。
転んで足を骨折したようです」

 

すぐに伺います、
と返事をして
私は直ちに病院に向かいました。

 

母は90歳直前でしたが
とても元気なので

私が生まれ育った家で
母だけ一人暮らしを続けていました。

 

私のところからは高速を使って
車で約1時間半の距離です。

 

病院に着くとすぐに医師から
レントゲン写真をもとにして
詳しい話が聞けました。

 

「股関節に近い所の骨折ですね」

 

「ボルトで固定する手術をするのが
良いと思います。出来れば明日行います」

 

と言うことなので、
よろしくお願いすることにしました。

 

後で聞いたところでは
高齢者の場合
骨折の場所や
本人の健康状態によっては
手術ができないことも多いらしいのです。

 

「まずは手術できるということで良かったですね」

と言われ、
不幸中の幸いだと、とても感謝しました。

 

高齢者の骨折は、
寝たきり、につながるので
私の母本人もよく知っていて
十分気を付けてきていました。

 

でも100%完全に転倒を避けることは
困難です。

 

母は猫を飼っていたのですが、

「猫の相手をしていたら
ついバランスを崩して
転んでしまったのよ」

いつもあれだけ注意していたのに本当にうかつだった、
と、一瞬の油断をとても悔しがっていました。

 

庭先での転倒だったらしく
そこから動けなくなったところを
ご近所さんが見つけて
救急車を手配してくれたようです。

 

ご近所の10軒ほどは
全世帯が高齢者の女性だけの
一人住まいになってしまっています。

 

男性は一様に随分前に
先に逝ってしまっています。

 

また子供のころによく遊んだ私と同世代の連中は、
そこを離れて別の場所に生活基盤を移しています。

 

あと10年もすれば
完全なゴーストタウンかもしれません。

 

でもそれだけに同じ境遇の
高齢の女性同士の連帯感は強く
コミュニケーションは活発です。

 

頻繁に情報交換、
井戸端会議をしたり
ご飯のおかずを融通しあったり
と女性ならではのお付き合いが出来ています。

 

男性同士だとこうは行きませんね。

 

羨ましくもあります。

 

病院で詳細を聞いた後は
ご近所を訪ねて、お礼と、
母の状況をお伝えして回りました。

 

病院は比較的近くだったので
その後手術までの間に
数人で母を見舞ってくれました。

 

このようなコミュニティがないと
母も一人暮らし出来ないでしょうし
私もそうさせておくことは出来なかったと思います。

 

このようなコミュニティーに
少し工夫と味付けをすることで

今後の高齢化社会の在り方に対する
一つの策が生まれそうにも思いました。

 

母が入院した病院は
田舎の病院ではありますが
一応総合病院です。

 

高齢の救急患者が運ばれてきたときの
対応も非常にスムーズだと感じました。

 

医師の説明の後は

・看護師による諸手続きの説明

・今後のリハビリの手順

・リハビリ開始時の転院の流れ

・ヘルパーさんへの連絡

・ヘルパーさんとの連携

などとても親切に教えてもらえました。

 

2週間ほどの入院期間中に
少しリハビリを進め

その後は専門のリハビリ病院に
転院して1カ月から2カ月ほど
訓練するのが一般的だそうです。

 

無事に手術も終わって
母も元気そうだったので
安心していた翌日のことです。

 

「すぐに家に帰らなくては」

 

と母が言い出すのです。

 

「こんな高級な旅館に泊めてもらえてうれしいわ」

 

また時には、

 

「その辺を猫が走り回っている」

 

だの

「隣で法事をやっているのでうるさくて眠れない」

 

などと言い始めたのです。

 

さらには点滴の針を抜こうとし始めるのです。

 

母の人格は明らかに別人のものです。

 

悪夢を見ているのか、それとも
ついに認知症を発症したのか!?

と、恐怖し、がくぜんとしました。

 

それまでのほっとした気持は一気に失せて
泥沼に突き落とされるような先の不安に対する最悪の気分です。

 

でも実は
「せん妄」
と呼ばれる一時的な症状で、認知症ではないそうなのです。

 

高齢者が手術を受けたりすると
良く起こる症状とのことなのです。

 

認知症との違いは

・突然激しく錯乱すること

・一日のうちでも波があり

・特に刺激が少なくなる夜に出やすく

・数日で治ることが多い

と言うことのようです。

 

それを聞いて
本当にほっとすることが出来ました。

 

事実
3日目からは
かなり正常な状態に戻ってきました。

 

極度の不安が原因なので
おかしな言動があっても
反論するのではなく
優しく安心させるように対応するのが
早期の回復につながるようです。

 

そんなこんなで、
数日はバタバタした日となりました。

 

しかしこんな状況になっても
スキマ時間を使えば
ブログアフィリエイトは継続可能です。

 

母の家も病院も
ネットが使える環境にはありませんでした。

 

でもスマートフォンがあれば
その通信機能を使って
パソコンをネットにつなげられます。

 

「デザリング」
という機能を使えばよいのです。

 

パソコン1台あれば
本当にいつでもどこでもできるのですね。

 

その当時には、
久々に会った家族や
親戚の人たちと話すことも多かったので
このデザリング機能は使わずに
ブログを休んでしまいましたが

にもかかわらず
過去に書いた記事を
読んでくださる人がいて
問い合わせをしてくださる人もいらっしゃいました。

 

数日私が働かなくても
過去の蓄積が代わりになって働いてくれているよう
にも感じられました。

 

これこそが
ネットビジネスの強みだ
と実感できた瞬間でした。

 

今や母は、
「サービス付き高齢者用住宅」
で快適に暮らしています。

 

新型ウィルス感染症の対策により、
ここ数ヶ月くらい面会が謝絶になっています。

 

しかし、
仲のいい友達もできて、
歩行器(つえ)の助けは必要なものの。
全く退屈せずに母は元気に暮らしています。

 

ネットで稼げる技術があれば、
ここでもさらに有意義な暮らしが出来るだろう、
とも思いました。

 

【参考】

副業は、「楽して稼ぎたい」「何もしないで、放ったらかしで」「一攫千金」などを期待すると、返ってお金を失うことになりかねません。

かと言って、難しかったり、大量の作業が必要だったり、強いマインドが必要だったりでは、誰もがやり遂げられるものではありません。

初心者にふさわしいのは、簡単だけれど、最低限の作業とその継続は必要、そんなものだと考えます。

これまでの私の苦い失敗経験と、今の副業に出会えたことで、それこそが本物なのではないかと思っています。
 

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