大口投資家が未熟な投資家をカモにするやり方?(ゾーン 最終章 ④)

投稿日:2018/08/19 更新日:

こんにちは、 ハヤトです。

 

 

著者の言葉を借りると

 

「大口投資家は
 彼らが大口注文を出すことによって

 急激に値が動き

 

 未熟な投資家がそれにうろたえて
 急いで買ったり売ったりする
 それを利用して利益を得ます」

 

というように
大口の投資家は
未熟な投資家をカモにする
と言います。

 

 

今回はこのような
「値動きの仕組み」を利用した
大口の投資家の手口について
一緒に学んで行ければと思います

 

 

ここでちょっと
言葉の定義をさせていただきます。

 

 

これまでは著者の表現に合わせて
相場の値動きから利益を得ようとする
人や組織をスペキュレーターと呼び

 

相場から利益を得ようとするのではなく
損失をヘッジしようとする人々を
ヘッジャーと呼んできました。

 

しかしいずれも私たちには
あまり馴染みがない言葉なので

 

 

これ以降は私たちも含めた
スペキュレーターを投資家とよび
へッジャーをヘッジ目的の投資家
と呼ぶことにします。

 

 

 

ところで著者はさらに
大口の投資家について
このようにも言います。

 

 

「大口の洗練された投資家は、
 自分の利益になるように
価格を
意図的に動かすことで
 勝つトレードを組み立てます」

 

 

具体的には

 

「大口投資家がある株を安く
買いたいと思ってるとします

 

 ある程度値が下がった状況で

 大口が大量の売り注文を出すと

 

 それが下押し圧力となり
 高く買っていた未熟な投資家が
 一斉に狼狽売りを始めます

 

 
 そこでさらに
 大口の売り注文を出せば 
 未熟な投資家は
 さらに売り注文を出します

 

 そうすると
 大口の投資家が
 最初に狼狽売りを
引き起こした時の
売り注文は
利食いができます

 

 また安値での買い集めもできます」

 

 

と言います。

 

 

これが今回のポイント
になりますので
これが理解できた方は
この先は不要かもしれません。

 

 

初心者の方と私自身のため
著者の説明を
私なりに
解釈してみたいと思います。

 

 

例えば
今ある株価が下げていて
500円に近づいてきたとします。

 

 

その時の大口投資家の
行動パターンの一例は

 

①502円で大口の売り
②498円で大口の追加売り
③490円で売り分を利益確定
④495円で新規の大口買い
⑤500円を超えた上昇で含み益増大

 

というようなものです。

 

図にするとこのようになります。

b31a03c2.jpg

 

この例にあげたパターンについて
その行動原理を詳細に
紐解いてみたいと思います。

 

 

まず
この500円という株価は
過去に何度も下げ止まって
切り替えした価格であり
誰もが強い支持線として注目している
ポイントであるとします。

 

 

その500円に向けて株価が
下がってきたときに
投資家が想定するのは

 

・ここから切り替えして上がる

 

・今度はここをブレイクしてさらに下がる

 

この2種類になります。

 

 

この時もし大口投資家が
500円から切り替えして上がる
ことを期待した場合には
たとえばこんな手を打ちます。

 

 

500円に向けて近づき
502円くらいになった時に
大口の売り注文を出します。

 

 

注文が大きいので
そこからドカンと下がって
500円を割って498円となったとします。

 

 

ここでさらに
大口が追加の売りを仕掛けると
さらに値は下がって
ブレイク期待の投資家も
遅れてならじとばかりに売ってきます。

 

 

一方500円より高いところで
買っていた投資家は

 

500円直下の498円で損切りを入れていますので返済売りします。

 

 

このように皆が皆ここで
売りに回ることで
売りは加速し
さらに値が下がります。

 

 

そしてついに
490円まで下がったとします。

 

 

ここにきて大口投資家は
「待ってました」
とばかり
先ほど売った株を買い戻して
利益を確定するとともに

 

同時に今度は新規の大口の買いを入れます。

 

 

これによって価格は下げ止まり
逆に勢いづけて反転し
500円を超えるところまで
上昇します。

 

 

先ほど500円を下回ったところで
損切りして売った売り手や
慌てて飛び乗りしていた売り手は

 

「下へのブレイクが失敗した!」

 

と慌ててここで
売っていた株を買い返済したり
新規に買い直したりします。

 

 

すると買いが買いを呼んで
上昇がさらに加速してゆきます。

 

 

以上が大口が未熟な投資家を
カモにする典型的な
やり方だ、と言いうのです。

 

 

このようにすると
一例としてあげました

 

①502円で大口の売り
②498円で大口の追加売り
③490円で売り分を利益確定
④495円で新規の大口買い

⑤500円を超えて上昇で含み益増大

 

という大口投資家の行動パターン
がよく理解できるのではないでしょうか。

 

 

しかし著者は
大口の投資家でも

必ずこれが成功するとは限らない
とも言います。

 

 

つまり
大口の投資家の狙いが外れ

 

①502円で大口売り
②しかし500円で切り返して値が上昇
③510円で大口の損切り

 

こんなこともあり得ます。

 

 

大口投資家が狙った
大口売りによる下落圧力が
作用しなかったわけです

 

 

こんな場合は大口投資家には
悲惨な結果が待っています。

 

 

といいますのは
大口で売った株を
買い戻すのは大変なのです。

 

 

大口が売りの返済のために
買いを入れた場合には

 

その買いにより
値が上がってしまう危険性があるのです。

 

 

510円で返済しようとしても
自分の買いにより値が上がって

 

520円でしか返済できない
ということが生じます。

 

 

これでは大口投資家の
大損になってしまいます。

 

 

こんなことが起こり得るのは

 

他の大口の投資家が

500円での切り返しを狙っていたか

 

とか

 

502円で大口のヘッジ目的の投資家が
大口投資家の売りを吸収した場合です。

 

 

 

ヘッジ目的の大口投資家は
彼らが売り買いすることにより
値が動くことを嫌います。

 

 

なぜなら
500円で買いたいのに
そこでの売りが十分になくて
彼らの買いで値が510円上がってしまうと
その分が彼らの損失になってしまうのです。

 

 

ですから

ヘッジ目的の大口は

自分たちの売り買いが目立たず
値動きに影響を与えぬように

 

いつも反対側に大口がいることを
期待して待つのです。

 

 

こんな大口投資家の失敗パタンは
まだあります。

 

 

大口投資家が反転上昇を狙って
495円で入れた大口の買いが
ヘッジ目的の大口に吸収されてしまうと

 

大口投資家の思惑は外れて
上昇しないで下げてしまう

こともあり得るのです。

 

 

 

このような
大口の手口を知ることで得られる学びは

 

1.支持線で
必ず反発するわけではない

 

2.ブレークしても必ずしも
継続するわけではない

 

3.大口ですら必ず狙いが
成功するとは限らない
  

 

ということだと思います。

 

 

つまりは

これまでにも本書で再三繰り返されたように

 

相場の値動きは

何が起きてもおかしくない

 

ということになると思います。

 

 

このことを知っていれば

思惑通りに行くばかりでないのは当然で

 

その場合の対策が大事だ
ということがわかるのではないでしょうか。

 

 

今後さらに突っ込んで

学習してゆきたいと思います。

ここで

大口に翻弄される投資家の

500円を境にした行動を
まとめておきたいと思います。

典型的なものとしては

 

①切り返し上昇を狙い
 502円で買ったが
 予想に反して
500円を割って下げていったので
 498円で損切り

 

②500円より高いところで買ったものを
 498円で損切りしたのに
 そのあと反転して上昇するのを
 しまった!と指をくわえてみている

 

③500円を割った498円で売ったものの
 490円で反転して上昇し
 500円を超えたので
 そこのところで損切り

 

などの行動がが考えられます。

 

 

しかしこれらは
しっかり損切りできている点で
合格といえるかもしれません。

 

 

問題なのは次に示す

 

④500円を割った498円で売ったものの
 490円で反転して上昇し
 500円を超えてきたのに
 損切りできずに

 また下がってくるのを祈るばかり

 

というものかもしれません。

絶対に避けたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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