トレードで最も重要な精神的スキルとは
「カジノの経営者のように考えること」
と著者は言います。
精神的スキル、つまりメンタルです。
今回はこの詳細について
私なりに理解した事をお伝えしたいと思います。
今回の内容では
次に示す著者の経験が
最も重要な問題提起になっている
のではないかと思います。
著者が参加した
システム開発者のセミナーでのことです。
参加者の一人がシステム開発者に
こう質問をしました。
『あなたのシステムが
それほど優れているのなら
どうしてそれを売っているのですか』
システム開発者は、
しばらく考えたあとでこう答えます。
『私は何人にでも売りますよ。』
『しかしこの会場におられる100人の人が買ったとして
帰宅した後に私のシステムをきちんと実行できる人は
おそらく一人もいないはず。』
『ですから何人に売ろうと関係ないのです』
著者はしばらく自分のことを振り返ってみました。
そうして気が付くのです
「自分も結局テクニカル分析の
シグナルをきちんと実行する能力
すなわち精神的スキルを持っていなかったのだと」
私も身につまされる部分です。
手法はあるのに、
そして検証もしたのに
その手法を実行しきれずに
逃した利益や
余計な損失を被ってきましたので。
さらに面白いのは次の著者の言葉です。
「私は全てのトレードで利益が出る
とは思わないようにと顧客を精一杯説得して来ました
しかし自分のことになると口先だけでした。」
「私は全てのトレードが上手くいくわけではない
ということを理解していましたが、
その私の理解は表面的な知識に過ぎず、
私の本心に対抗するだけの力は精神的スキルは
なかったのです。」
「本心では
全てのトレードをうまくやる方法が
何処かにあると信じていたのだと思います」
よく分かりますね。
頭では分かっているので他人には言える、
でも自分ではできない。
つまり
精神的スキルが身に付いていないし
結局は心から分かってはない
ということですよね。
著者は、
全てのトレードをうまくやろうと思うこと、
つまり毎回間違えずにリスクを取り除ける
と思うことは、
「相場ではなんでも起こり得る」
という事実に反する誤った信念の最たるものだ、
と再三言って来ました。
その著者のトレードが
どのようにうまくいかなかった
と言うのかをもう少し見てみましょう。
著者は自分のトレードについてこう言います。
「例えばあるトレードで損失を出した時
私は自分の分析に裏切られたと感じました。
もっと慎重にやるべきだったし
そもそもトレードすべきでなかった
という風に思ったりもしました。
また損を出した後に
エントリーサインが出た時には
他人にはトレードは
うまくいかないこともあるよ
と言いつつも、
自分に対してはそうは言えず、
お前はこの前のトレードで間違ったのだから
次の機会で利益を売る資格はないと感じたり、
ヘマをしたのだから次は罰を受ける必要がある
などと思い、
結局そのせいで動けなくなり
エントリー出来なくなったのです。
そうやってやり過ごした次のトレードが
もしやっていれば勝てていた
と分かった時の心の痛みや苦悩は
とても大きなものでした。
そんなことを経験する度に
耐えられないほどの深い絶望感に打ちひしがれたのです」
と言います。
ものすごくよく分かります。
私もこの著者と同じようなトレードをして
絶望感を味わったことが何度もあります。
ですので著者のこの言葉は
とてもよく理解できます。
ではこのようなことを避けるための
精神的スキルは
どのように身につけて行けば良いと言うのでしょうか?
著者はそれをこう結論付けます。
「トレーダーはギャンブルをしている
と言うことを認識すること。
ただし、
カジノでプレイする人々のような
ギャンブルではなく、
カジノの経営者のようなギャンブルをすること 」
これがポイントだと言います。
この事をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
本書には次の様に書かれています。
カジノが繁盛している理由は
常に自分達の勝率が良くなるように
設定がされているからです。
確率はカジノに有利なので
カジノが着実に収入を得るためには
すべてのプレイに参加して
確率の法則が効くようにするだけです。
すべてのプレイに参加すれば
負ける場合もあることは
カジノ側も知っています。
しかしカジノ側の見方では
確率は自分たちに有利なので
それらの負けは、
より頻繁に出る勝ちを得るために
払う経費に過ぎない事になります。
そのためカジノは
全体で見れば常に勝つのです。
と言うことになります。
確かにトレードも同じですね。
勝率がそこそこで
利益/損失が1以上の手法があれば
着実に収入を積み重ねて行けます。
ただしその手法を守り
確率をちゃんと活かすことが出来れば
と言うのが前提になります。
著者は言います。
カジノ経営者のように稼ぐために
あなたがすべきことは、
・世の中に存在する手法のうち
自分に合った手法を一つ選び
・それを検証すること
・そしてその全てのサインに従い
一つ残らず実行するだけの
精神的スキルを身に付けること
であると。
分析から得られた全てのサインに従い
手法を完全に守るためには
確率という観点から動く必要があります。
その為に大事なのは
「私はギャンブルをしている」
というトレードでの信念である
と言うのです。
そしてこの信念を身につけられれば
次のメリットがあるといいます。
・個々のトレードが間違っているかどうか
という観点からではなく、
確率の観点からそのトレードを捉えることが可能になります。
・そうすれば
その個々のトレードで負けても、
それが間違っていたと悩んだり苦しんだりすることはありません。
・ギャンブルだとわかっている
スロットマシーンを操作する場合と同じです。
・ギャンブルだとわかっているので、
負けても悩み苦しむことなく次の挑戦ができます。
・またうまくいかないトレードで使うお金は
カジノ経営の場合と同じように
損失ではなく利益を出すための必要経費だ
と考えることもできます。
・そして最後にエントリーする際に
根拠として必要なものはひとつだけとなります。
・いま自分の手法の優位性の条件を
満たすパターンは存在しているか
これだけに集中すればいいので
思い悩むことはありません。
いかがでしょうか?
「トレードでギャンブルをしているのだと思える信念、認識」
これを持つことが
いかに大切かが分かりますね。
ところで
「確率に基づいて行動する」
ということを少し補足します。
ここに勝率が9割の手法があるとします。
これは、
100戦して90勝する可能性がある、
あるいは10敗する可能性がある、
と言うだけであり、
いつどこでその10敗のトレードが
やってくるかはわかりません。
たとえ9連敗があったとしても
その次のトレードで勝つかどうかは
わからないのです。
これがこれが確率です 。
つまりは、
「いくら優れた手法で、
勝率が高いものであっても、
個々のトレードにおいては、
それが、勝つか負けるかわからない」
のが確率なのだと言うことですね。
今回の結論は、
・プロのように継続して稼ぐには、
・確率的に優位な手法を入手し、
・その優位性を検証しておく
・そのサイン通りにエントリーを行う
・悩んだり苦しんだりすることなく
・そに従って行動するための精神的スキルとして
・「私はギャンブルをしている」という信念を持つ
・つまりはカジノ経営者のように考える
という事がポイントになるかと思います。
今回も含めここまで6回に渡って
お伝えしてきた内容を整理すると
以下のようになります。
・本書の目的は
プロのように継続して稼ぐためには
プロ用ように考えることが必要
・プロの考えで最も大事なのは
相場はどのように動いてもおかしくない
という値動きの仕組みを理解すること
・その値動きの仕組み理解すれば
損切りを設定せずにトレードに
参加することがなくなる
・その値動きの仕組み理解すれば
個々のトレードの勝ち負けが気にならなくなる
・その値動きの仕組みを理解すれば
大口投資家が未熟な投資家をカモにする手口も理解できる
・その値動きの仕組み理解すれば
確実より確率に沿った行動ができる
・確率に沿った行動とは
カジノの経営者のような行動をすること
・そうすれば
個々のトレードの勝ち負けに悩み苦しむことはなくなり
その手法から得られるはずの利益を最も多く得られる
ということになるかと思います。
次回は
この精神的スキルを、
どう訓練すれば身につけられるか
についての説明に進みますので
またよろしくお願いいたします 。
※「ゾーン最終章」ハヤトの要約
① プロの思考を身につけ、プロのように稼ぐには?
② プロのように稼ぐために知るべき「ある仕組み」とは?
③ 相場の「値動きの仕組み」を知ることが何故そんなに大事?
④ 大口投資家が未熟なトレーダーをカモにするやり方?
⑤ 確率に基づく考え方を身に付けることの大切さ?
⑥ カジノ経営者の考え方が大事という意味は?
⑦ プロと同じメンタルを身につける訓練法とは?
⑧ トレード中の不安心理こそがあなたの避けたい状況を作り出す?
⑨ システムトレードと裁量トレードどちらが良いのか?
⑩ 投資で規律を守ることの大切さ?
副業は、「楽して稼ぎたい」「何もしないで、放ったらかしで」「一攫千金」などを期待すると、返ってお金を失うことになりかねません。
かと言って、難しかったり、大量の作業が必要だったり、強いマインドが必要だったりでは、誰もがやり遂げられるものではありません。
初心者にふさわしいのは、簡単だけれど、最低限の作業とその継続は必要、そんなものだと考えます。
これまでの私の苦い失敗経験と、今の副業に出会えたことで、それこそが本物なのではないかと思っています。
※ 私、ハヤトが実践中の副業
「カジノの経営者のように考えること」
と著者は言います。
精神的スキル、つまりメンタルです。
今回はこの詳細について
私なりに理解した事をお伝えしたいと思います。
今回の内容では
次に示す著者の経験が
最も重要な問題提起になっている
のではないかと思います。
著者が参加した
システム開発者のセミナーでのことです。
参加者の一人がシステム開発者に
こう質問をしました。
『あなたのシステムが
それほど優れているのなら
どうしてそれを売っているのですか』
システム開発者は、
しばらく考えたあとでこう答えます。
『私は何人にでも売りますよ。』
『しかしこの会場におられる100人の人が買ったとして
帰宅した後に私のシステムをきちんと実行できる人は
おそらく一人もいないはず。』
『ですから何人に売ろうと関係ないのです』
著者はしばらく自分のことを振り返ってみました。
そうして気が付くのです
「自分も結局テクニカル分析の
シグナルをきちんと実行する能力
すなわち精神的スキルを持っていなかったのだと」
私も身につまされる部分です。
手法はあるのに、
そして検証もしたのに
その手法を実行しきれずに
逃した利益や
余計な損失を被ってきましたので。
さらに面白いのは次の著者の言葉です。
「私は全てのトレードで利益が出る
とは思わないようにと顧客を精一杯説得して来ました
しかし自分のことになると口先だけでした。」
「私は全てのトレードが上手くいくわけではない
ということを理解していましたが、
その私の理解は表面的な知識に過ぎず、
私の本心に対抗するだけの力は精神的スキルは
なかったのです。」
「本心では
全てのトレードをうまくやる方法が
何処かにあると信じていたのだと思います」
よく分かりますね。
頭では分かっているので他人には言える、
でも自分ではできない。
つまり
精神的スキルが身に付いていないし
結局は心から分かってはない
ということですよね。
著者は、
全てのトレードをうまくやろうと思うこと、
つまり毎回間違えずにリスクを取り除ける
と思うことは、
「相場ではなんでも起こり得る」
という事実に反する誤った信念の最たるものだ、
と再三言って来ました。
その著者のトレードが
どのようにうまくいかなかった
と言うのかをもう少し見てみましょう。
著者は自分のトレードについてこう言います。
「例えばあるトレードで損失を出した時
私は自分の分析に裏切られたと感じました。
もっと慎重にやるべきだったし
そもそもトレードすべきでなかった
という風に思ったりもしました。
また損を出した後に
エントリーサインが出た時には
他人にはトレードは
うまくいかないこともあるよ
と言いつつも、
自分に対してはそうは言えず、
お前はこの前のトレードで間違ったのだから
次の機会で利益を売る資格はないと感じたり、
ヘマをしたのだから次は罰を受ける必要がある
などと思い、
結局そのせいで動けなくなり
エントリー出来なくなったのです。
そうやってやり過ごした次のトレードが
もしやっていれば勝てていた
と分かった時の心の痛みや苦悩は
とても大きなものでした。
そんなことを経験する度に
耐えられないほどの深い絶望感に打ちひしがれたのです」
と言います。
ものすごくよく分かります。
私もこの著者と同じようなトレードをして
絶望感を味わったことが何度もあります。
ですので著者のこの言葉は
とてもよく理解できます。
ではこのようなことを避けるための
精神的スキルは
どのように身につけて行けば良いと言うのでしょうか?
著者はそれをこう結論付けます。
「トレーダーはギャンブルをしている
と言うことを認識すること。
ただし、
カジノでプレイする人々のような
ギャンブルではなく、
カジノの経営者のようなギャンブルをすること 」
これがポイントだと言います。
この事をもう少し詳しく見ていきたいと思います。
本書には次の様に書かれています。
カジノが繁盛している理由は
常に自分達の勝率が良くなるように
設定がされているからです。
確率はカジノに有利なので
カジノが着実に収入を得るためには
すべてのプレイに参加して
確率の法則が効くようにするだけです。
すべてのプレイに参加すれば
負ける場合もあることは
カジノ側も知っています。
しかしカジノ側の見方では
確率は自分たちに有利なので
それらの負けは、
より頻繁に出る勝ちを得るために
払う経費に過ぎない事になります。
そのためカジノは
全体で見れば常に勝つのです。
と言うことになります。
確かにトレードも同じですね。
勝率がそこそこで
利益/損失が1以上の手法があれば
着実に収入を積み重ねて行けます。
ただしその手法を守り
確率をちゃんと活かすことが出来れば
と言うのが前提になります。
著者は言います。
カジノ経営者のように稼ぐために
あなたがすべきことは、
・世の中に存在する手法のうち
自分に合った手法を一つ選び
・それを検証すること
・そしてその全てのサインに従い
一つ残らず実行するだけの
精神的スキルを身に付けること
であると。
分析から得られた全てのサインに従い
手法を完全に守るためには
確率という観点から動く必要があります。
その為に大事なのは
「私はギャンブルをしている」
というトレードでの信念である
と言うのです。
そしてこの信念を身につけられれば
次のメリットがあるといいます。
・個々のトレードが間違っているかどうか
という観点からではなく、
確率の観点からそのトレードを捉えることが可能になります。
・そうすれば
その個々のトレードで負けても、
それが間違っていたと悩んだり苦しんだりすることはありません。
・ギャンブルだとわかっている
スロットマシーンを操作する場合と同じです。
・ギャンブルだとわかっているので、
負けても悩み苦しむことなく次の挑戦ができます。
・またうまくいかないトレードで使うお金は
カジノ経営の場合と同じように
損失ではなく利益を出すための必要経費だ
と考えることもできます。
・そして最後にエントリーする際に
根拠として必要なものはひとつだけとなります。
・いま自分の手法の優位性の条件を
満たすパターンは存在しているか
これだけに集中すればいいので
思い悩むことはありません。
いかがでしょうか?
「トレードでギャンブルをしているのだと思える信念、認識」
これを持つことが
いかに大切かが分かりますね。
ところで
「確率に基づいて行動する」
ということを少し補足します。
ここに勝率が9割の手法があるとします。
これは、
100戦して90勝する可能性がある、
あるいは10敗する可能性がある、
と言うだけであり、
いつどこでその10敗のトレードが
やってくるかはわかりません。
たとえ9連敗があったとしても
その次のトレードで勝つかどうかは
わからないのです。
これがこれが確率です 。
つまりは、
「いくら優れた手法で、
勝率が高いものであっても、
個々のトレードにおいては、
それが、勝つか負けるかわからない」
のが確率なのだと言うことですね。
今回の結論は、
・プロのように継続して稼ぐには、
・確率的に優位な手法を入手し、
・その優位性を検証しておく
・そのサイン通りにエントリーを行う
・悩んだり苦しんだりすることなく
・そに従って行動するための精神的スキルとして
・「私はギャンブルをしている」という信念を持つ
・つまりはカジノ経営者のように考える
という事がポイントになるかと思います。
今回も含めここまで6回に渡って
お伝えしてきた内容を整理すると
以下のようになります。
・本書の目的は
プロのように継続して稼ぐためには
プロ用ように考えることが必要
・プロの考えで最も大事なのは
相場はどのように動いてもおかしくない
という値動きの仕組みを理解すること
・その値動きの仕組み理解すれば
損切りを設定せずにトレードに
参加することがなくなる
・その値動きの仕組み理解すれば
個々のトレードの勝ち負けが気にならなくなる
・その値動きの仕組みを理解すれば
大口投資家が未熟な投資家をカモにする手口も理解できる
・その値動きの仕組み理解すれば
確実より確率に沿った行動ができる
・確率に沿った行動とは
カジノの経営者のような行動をすること
・そうすれば
個々のトレードの勝ち負けに悩み苦しむことはなくなり
その手法から得られるはずの利益を最も多く得られる
ということになるかと思います。
次回は
この精神的スキルを、
どう訓練すれば身につけられるか
についての説明に進みますので
またよろしくお願いいたします 。
※「ゾーン最終章」ハヤトの要約
① プロの思考を身につけ、プロのように稼ぐには?
② プロのように稼ぐために知るべき「ある仕組み」とは?
③ 相場の「値動きの仕組み」を知ることが何故そんなに大事?
④ 大口投資家が未熟なトレーダーをカモにするやり方?
⑤ 確率に基づく考え方を身に付けることの大切さ?
⑥ カジノ経営者の考え方が大事という意味は?
⑦ プロと同じメンタルを身につける訓練法とは?
⑧ トレード中の不安心理こそがあなたの避けたい状況を作り出す?
⑨ システムトレードと裁量トレードどちらが良いのか?
⑩ 投資で規律を守ることの大切さ?
副業は、「楽して稼ぎたい」「何もしないで、放ったらかしで」「一攫千金」などを期待すると、返ってお金を失うことになりかねません。
かと言って、難しかったり、大量の作業が必要だったり、強いマインドが必要だったりでは、誰もがやり遂げられるものではありません。
初心者にふさわしいのは、簡単だけれど、最低限の作業とその継続は必要、そんなものだと考えます。
これまでの私の苦い失敗経験と、今の副業に出会えたことで、それこそが本物なのではないかと思っています。
※ 私、ハヤトが実践中の副業
私がこれまでに検証してきた数多くのネットビジネスの中で、実際に結果が出せるものだけを厳選してご紹介致します。
全て、私のメンター(指導者)や仲間達と、実践・検証したものですので、どんな方が始めても、簡単で、確実で、堅実に利益が得られると思います。
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