今から40年以上も前ですが、
私が高校生だった頃に映画館で観たのが、
「恍惚の人」という、有吉佐和子原作の、
認知症の老人を描いた映画でした。
当時は私も若かったですし、
父母も認知症を考えるには
マダマダの年齢でした。
しかしなぜかこの映画の恐怖は
ずっと私の心に残っていました。
それが今や、
自分の身にもいろんな意味で
切実に降りかかってきています。
90近くになる私の母は、
少し認知の兆しが見えてきています。
また私が時折親父バンドで慰問する
施設の中にも認知症を患った人がたくさんいます。
そして、
私や家内にしてもいつのまにか、
それを心配しなければならない年齢に
近づいてきているのです。
するとどうしても、
認知をテーマにした番組は
気になって見てしまいます。
今回の「ためしてガッテン」のテーマは
まさに「認知症の人が劇的変化」という
希望を見出せそうなテーマだったので
見逃さないようにと心して
準備万端で見ることができました。
この
「認知症の人が劇的変化」を促す方法は、
一言でいうと、
認知症の人の感じる不安を、
できるだけ取り除いてあげること
と言えるのではないかと思います。
そして不安を与えないための工夫として、
いくつかのコミュニケーションの取り方が
紹介されたのです。
私はこれまで 、
認知症の人が普通の人と同じく不安感を持っている
という認識はあまりありませんでした。
というよりも、
認知症患者が不安を感じるとしても、
それはまさに認知に起因するものであり
認知の人がそれぞれ自分で
自分の心に作り出しているものだと思っていたのです。
しかしこの番組を通して強く感じたことは、
認知症の人も普通の人と同じように不安を感じるし、
むしろ普通の人以上に不安を感じているのだ
ということです。
そしてそれを前提にして、
対応を考えることが大事だということです。
その不安感を取り除くように接することで
認知の進行を抑える、
あるいは改善することができる、
これが私にとってはとても大きな発見でしたし、
大きな希望にもなりました。
そして不安感を取り除いてあげるためには
接する側の技術が必要です。
コミュニケーション技術です。
番組で紹介されていたのは、
次のような技術です。
・動作を丁寧にゆっくりし、
相手の反応を数秒待つつもりで
ひとつひとつ対応していくこと
・介護の動作のひとつひとつを
実況中継するように、例えば、
「タオルで拭きますよ」
「手をあげましょうね」
「気持ちいいですね」
「綺麗になりましたね」
などと言葉にして相手に伝えること。
・相手が実は80歳なのに20歳だ
と言い張った場合にも、
それは少なくとも相手にとっては真実である
ということを理解し
それを否定をすることなく
同じ目線まで降りていって話をすること
・認知を患うと視野は狭くなるので
顔を近づけアイコンタクト
を取りながら話をすること
このような技術は、
「ユマニチュード」の手法として紹介されたわけです。
これはフランス語の造語であり、
人間らしさを取り戻す、を意味するそうです。
たとえ家族が認知症を発症しても、
その進行を抑えて、
それを改善する方法がある、
ということはとても大きな希望となります。
またこのことはさらに、
私たち健常者の生き方にも大事なヒントを
与えてくれていると思います。
私達は色々な不安を抱えて生活しています。
今回の番組ではその不安をこじらせると
最悪の場合認知症を発症させる、
あるいは進行させる可能性がある、
ということを伝えるものでもある気がします。
ただその場合その不安を解消する、
あるいは増幅させないようにする、
という手立てを他人に求めることはできません。
認知症の患者に対して周りが接するような
そんな接し方を求めることはできません。
私たちはその代わりに、
自分で自分の不安を解消する
ような工夫をする必要があるのだと思います。
自分を不安から解消してやるための工夫や、
それを考えること自体がまさに不安から逃れて、
不安を解消することにつながります。
そこで、
私が今回の番組で取り上げられた工夫を
自分自信の不安解消に応用する事を
考えてみたいと思います。
そうすると、
・丁寧に自分で自分の感情の反応を
確かめながら行動を行う
・自分の動作の一つ一つを
自分に対して説明するように確認してみる
・自分の中に生じた感情に対して
それを否定しないで一旦それを認めてみる
こんなことが効果がありそうな気がしています。
実際にもすぐに試せそうです。
私たちのような
シニア世代になってくると
心身の健康上の不安と同時に、
お金の不安も深刻です。
いくら心身の不安がなくても、
お金の不安が生じれば、
それが引き金になって
身心の健康を害することがあります。
昨年の私がそうです。
投資の大きな失敗が原因の
お金の不安で、
心の病を患ってしまいました。
身心の健康と、お金の安心は
まさに車の両輪の関係です。
どちらか一方では前に進めません。
年金以外の収入が見込めない場合には
倹約することも大切になりますが、
限界があります。
しかし倹約ばかりでは
生活に潤いがえられにくくなります。
何かあった場合の不安も拭い去れません。
やはりわずかでもいいから
継続的な収入が得られる
ということはとても大きな安心につながります。
月に10万円程度でも
年金イープラスして収入が得られるのであれば
たまには贅沢をしてみたり、
ゆとりを持った生活を味わうこともできると思います。
私は7ヶ月ほど前に今のネットビジネスに出会い
今ではほぼお金の心配や不安から逃れることができました。
このまま頑張れば
それを貯金に回したり
計画的な旅行に積立たりすることも
できるようになると思っています。
まさにお金や認知症の不安から逃れて、
希望を持って生活でき始めたと実感できるのです。
7か月前に勇気を持って
一歩を踏み出せた自分に感謝、です。
私が高校生だった頃に映画館で観たのが、
「恍惚の人」という、有吉佐和子原作の、
認知症の老人を描いた映画でした。
当時は私も若かったですし、
父母も認知症を考えるには
マダマダの年齢でした。
しかしなぜかこの映画の恐怖は
ずっと私の心に残っていました。
それが今や、
自分の身にもいろんな意味で
切実に降りかかってきています。
90近くになる私の母は、
少し認知の兆しが見えてきています。
また私が時折親父バンドで慰問する
施設の中にも認知症を患った人がたくさんいます。
そして、
私や家内にしてもいつのまにか、
それを心配しなければならない年齢に
近づいてきているのです。
するとどうしても、
認知をテーマにした番組は
気になって見てしまいます。
今回の「ためしてガッテン」のテーマは
まさに「認知症の人が劇的変化」という
希望を見出せそうなテーマだったので
見逃さないようにと心して
準備万端で見ることができました。
この
「認知症の人が劇的変化」を促す方法は、
一言でいうと、
認知症の人の感じる不安を、
できるだけ取り除いてあげること
と言えるのではないかと思います。
そして不安を与えないための工夫として、
いくつかのコミュニケーションの取り方が
紹介されたのです。
私はこれまで 、
認知症の人が普通の人と同じく不安感を持っている
という認識はあまりありませんでした。
というよりも、
認知症患者が不安を感じるとしても、
それはまさに認知に起因するものであり
認知の人がそれぞれ自分で
自分の心に作り出しているものだと思っていたのです。
しかしこの番組を通して強く感じたことは、
認知症の人も普通の人と同じように不安を感じるし、
むしろ普通の人以上に不安を感じているのだ
ということです。
そしてそれを前提にして、
対応を考えることが大事だということです。
その不安感を取り除くように接することで
認知の進行を抑える、
あるいは改善することができる、
これが私にとってはとても大きな発見でしたし、
大きな希望にもなりました。
そして不安感を取り除いてあげるためには
接する側の技術が必要です。
コミュニケーション技術です。
番組で紹介されていたのは、
次のような技術です。
・動作を丁寧にゆっくりし、
相手の反応を数秒待つつもりで
ひとつひとつ対応していくこと
・介護の動作のひとつひとつを
実況中継するように、例えば、
「タオルで拭きますよ」
「手をあげましょうね」
「気持ちいいですね」
「綺麗になりましたね」
などと言葉にして相手に伝えること。
・相手が実は80歳なのに20歳だ
と言い張った場合にも、
それは少なくとも相手にとっては真実である
ということを理解し
それを否定をすることなく
同じ目線まで降りていって話をすること
・認知を患うと視野は狭くなるので
顔を近づけアイコンタクト
を取りながら話をすること
このような技術は、
「ユマニチュード」の手法として紹介されたわけです。
これはフランス語の造語であり、
人間らしさを取り戻す、を意味するそうです。
たとえ家族が認知症を発症しても、
その進行を抑えて、
それを改善する方法がある、
ということはとても大きな希望となります。
またこのことはさらに、
私たち健常者の生き方にも大事なヒントを
与えてくれていると思います。
私達は色々な不安を抱えて生活しています。
今回の番組ではその不安をこじらせると
最悪の場合認知症を発症させる、
あるいは進行させる可能性がある、
ということを伝えるものでもある気がします。
ただその場合その不安を解消する、
あるいは増幅させないようにする、
という手立てを他人に求めることはできません。
認知症の患者に対して周りが接するような
そんな接し方を求めることはできません。
私たちはその代わりに、
自分で自分の不安を解消する
ような工夫をする必要があるのだと思います。
自分を不安から解消してやるための工夫や、
それを考えること自体がまさに不安から逃れて、
不安を解消することにつながります。
そこで、
私が今回の番組で取り上げられた工夫を
自分自信の不安解消に応用する事を
考えてみたいと思います。
そうすると、
・丁寧に自分で自分の感情の反応を
確かめながら行動を行う
・自分の動作の一つ一つを
自分に対して説明するように確認してみる
・自分の中に生じた感情に対して
それを否定しないで一旦それを認めてみる
こんなことが効果がありそうな気がしています。
実際にもすぐに試せそうです。
私たちのような
シニア世代になってくると
心身の健康上の不安と同時に、
お金の不安も深刻です。
いくら心身の不安がなくても、
お金の不安が生じれば、
それが引き金になって
身心の健康を害することがあります。
昨年の私がそうです。
投資の大きな失敗が原因の
お金の不安で、
心の病を患ってしまいました。
身心の健康と、お金の安心は
まさに車の両輪の関係です。
どちらか一方では前に進めません。
年金以外の収入が見込めない場合には
倹約することも大切になりますが、
限界があります。
しかし倹約ばかりでは
生活に潤いがえられにくくなります。
何かあった場合の不安も拭い去れません。
やはりわずかでもいいから
継続的な収入が得られる
ということはとても大きな安心につながります。
月に10万円程度でも
年金イープラスして収入が得られるのであれば
たまには贅沢をしてみたり、
ゆとりを持った生活を味わうこともできると思います。
私は7ヶ月ほど前に今のネットビジネスに出会い
今ではほぼお金の心配や不安から逃れることができました。
このまま頑張れば
それを貯金に回したり
計画的な旅行に積立たりすることも
できるようになると思っています。
まさにお金や認知症の不安から逃れて、
希望を持って生活でき始めたと実感できるのです。
7か月前に勇気を持って
一歩を踏み出せた自分に感謝、です。