こんにちは、ハヤトです。
NHKの「ためしてガッテン」をいつも楽しみに見ています。
そして以前、2か月ほど前に、
下のような「スロースクワット」に関する記事をご紹介しました。
※関連記事
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今回はその実践記をお伝えしたいと思います。
繰り返しになりますが、
「スロースクワット」は、
毎日散歩するとか、毎日筋トレをするとかの
有酸素運動や無酸素運動は面倒で出来ない人のための
最適な運動として紹介されました。
散歩や筋トレが困難な高齢者にとっても、
朗報だと思います。
具体的には、
「ゆっくりと10秒間ほどかけて行うスクワットを、
10回1セットで3セット行います。」
これで約20分かかります。
これを週2回だけ行えば効果が得られる、
というものでした。
しかしこれが、やり始めてみると、
足腰はつらくなるし、息は上がるしで、
かなりしんどいのです。
でも逆に、
これくらいしんどいからこそ成果も上がるのだ、
という信頼感のようなものもありました。
そこで何とかもっとうまくやる方法はないか
と考えました。
思いついたのは、
「日常の生活行動の中に取り込む」
ことでした。
そうすれば継続も楽ではないかと思えたのです。
そして試したのは、
・食事中にその体勢をとる
・パソコン作業中にその体勢をとる
・テレビを見ながらその体勢をとる
・用をたしながらその体勢をとる
・部屋の中の移動中にその体勢をとる
・思いついたときにその体勢をとる
などになります。
しかしこれらいずれの生活行動も、
スロースクワットの体勢とはあまり馴染まないものでした。
しかしあれこれ試しているうちに、
ついにとても馴染むものを見つけました。
それは歯磨きです。
歯磨きは、
食事の後に毎度行うのが良いとされています。
しかし大事なのはそれよりも、
1日1回でもよいのでしっかりと汚れを取り除く、
この方が効果的だという情報を聞いたことがあります。
もう十年以上になりますが、
それ以来私は寝る前に早めに時間をかけて
歯磨きをするようにしました。
そして、その歯磨き中に、
この「スロースクワット」をやってみたところ、
その相性の良さに気付いた、というわけです。
私の歯磨きの順番は、
左下の奥歯から○○回ずつ順番に、
という風に行っていきます。
この回数を数えながら、
スクワットのタイミングを合わせると、
歯磨きに集中しながらも、
きちんとスクワットもこなせます。
毎日最後には足がガタガタ震える程度にはなるくらい
結構きついものです。
しかし、歯磨きの爽快感に加えて、
スロースクワットもやれたという満足感が
とてもいい感じでマッチングし、
毎日ずっと継続できています。
問題なのは、
「ゆっくりと10秒間ほどかけて行うスクワットを、
10回1セットで3セット行います。」
この、3セットにはなっていないことです。
一般に筋力は、
いじめ抜いた最後の一回、
この効果が大きいといわれます。
その意味では、
「3セット」というのが重要なのかもしれず、
それが、
「週2回だけでよい」
ということにつながっているのかもしれません。
私の「歯磨き&スロースクワット法」は、
毎日ではありますが、
「3セット」ほどの効果はないかもしれません。
でも、
とにもかくにも継続できている点が
私にとっては大きな成果です。
また、継続していて思うのは、
「相乗効果」
についてです。
スロースクワットで足腰を鍛えていると、
・階段を上ったり、
・自転車をこいだり、
・速足となったり、
・立ったり座ったり、
などの普段の動作が以前より心地よく行えるのです。
すると、さらに動こう、という気にもなり、
より活動的になっている気がします。
こうなると、
毎日の「歯磨き&スロースクワット法」も、
より楽に継続できると実感します。
2か月ほどになりますが、
食欲は増しているようです。
しかし、体重は変わらず、
肝心の血糖値の数値が10%ほど改善しています!
自分では、
これはとても大きな成果だと思っています。
少なくとも、継続のための励みになる成果が得られたと感じています。
※関連
・「スロースクワット」より低ハードルの「スイングスクワット」