私はサラリーマン時代に
面白い体験をしました。

それまでは、
優先度の高いものから
手をつけていくのがいい仕事のやり方だ、

と思っていました。

しかし、
ある職場に移ったときに

とても出来る事務担当の女性に出会いました。

人の2倍は仕事をこなしている、
と思えるような働きぶりでした。

そして彼女の仕事ぶりで
気づいたことがありました。

決して、
優先付して仕事をしてるようには
見えなかったのです。

とても忙しい部署でしたので
仕事はどんどん飛んできます。

彼女はそれを順番に、
分け隔てなく対応していました。

飛んできた順にです。

私にはそう見えました。

例えば、
いくら彼女の上司が忙しく
手が開かない状態であってもです。

お構いなしです。

上司に迫り、
彼女のなすべき仕事をなしました。

その上司も彼女が頼りだったので
忙しくても時間を割いて彼女に対応しました。

私も移ったばかりで忙しく、
作業はだんだん積み残って
増えていくような状況でした。

この仕事のやり方では駄目だ、
と思い始めていた時です。

彼女の真似をしようと思いつきました。

そして、
重要事項だろうがなかろうが

とにかく飛んできた仕事を
その順番に片っ端から退治していきました。

そうやっていくうちに、
貯まり続けていた作業は減って、
どんどん楽になってきたのです。

というより、気が楽になったのです。
少なくとも最初はそう感じました。

私にとっては非常に意外でした。

それまでは、
優先順位をまず決めて、
その順に攻めて行くのが
当然のことと思っていました。

しかしあまりにも忙しい職場だと、
それはむしろ仕事の効率を落としてしまう
ことがわかったのです。

やって来たものから片っ端に処理すると
優先付で迷って時間を費やしたり
先を心配して悩んだりすることも
なくなります。

仕事はどんどん進んでいくので
不思議とやりがいも出てきます。

達成感があるのです。

でも同時にそれは、
深刻な問題も抱えることとなりました。

つまり、
達成感や気持ちが楽になる一方で、

新たな企画を検討したり

将来のビジョンを考えたり
することは、しなくなっていました。

気にはなりつつも、
そんな余裕はありませんでした。

7つの習慣で学んだ言葉を借りると、

「梯子をどこに設置するかを
考えるのを怠って、

掛かった梯子を
いかに素早く登るか」

に注力していたのです。

今から思うと

皆がそんなふうに突っ走っていました。

仕組みは改善されないまま、
個人の時間とパワーに依存していたのです。

実はやればやるほど
作業は増していました。

ブラック化の道をまっしぐらです。

ビジョンのない
その場しのぎの対応は、

結局はそれを繕うために
さらなるその場しのぎの対応を
求めます。

ビジョンのなさは
無駄な仕事を生み出します。

そしてそれがさらに
無駄な仕事を生み出すのです。

まさに著者が言うように、

「はしごを掛け違えると

登れば登るほど
間違った場所に早くたどり着く」

ということなんですね。

「7つの習慣」ではこれまでに、
個人における、
リーダーシップとマネジメント
について学びました。

リーダーシップは
目標を定めて始めることで、

マネジメントは
定めた目標達成のため効果的に
取り組んでいくことでした。

私がいた職場の場合には
マネジメントはとても優れていました。

しかし
優れたリーダーシップがなかった
ということになると思います。

習慣を変えることで、生活を変え、
人生を変え、運命を変えよう。

こう言って書かれたのが「7つ習慣」です。

第1の習慣 主体性を発揮する
第2の習慣 目的を持って始める
第3の習慣 重要事項を優先する
第4の習慣 WIN-WINを考える
第5の習慣 理解してから理解される
第6の習慣 相乗効果を発揮する
第7の習慣 刃を研ぐ

7つの習慣のうちの第3の習慣では、
私たちの時間の使い方を
緊急度と重要度という二つの観点から

見つめ直します。

私が最初に7つの習慣に出会って
最も衝撃を受け影響を受けたのが

この第3の習慣の緊急度と重要度
という考え方です。

私がいた職場を例に考えると、

緊急かつ重要だったものは、

締め切りのある仕事やクレーム処理などです。

緊急だけれど重要ではないだった仕事もあります。

電話対応の多くがそうですし、

会議や報告書の作成も多くがそれに当たります。

私がいた職場には
先ほどの優秀な事務担当女性ばかりでなく

優秀な男性社員もいました。

彼らはみんな私も含めて
緊急かつ重要、
あるいは緊急だけれど重要ではない

ような仕事に力を発揮したわけです。

この部分はマネジメント力ですね。

しかしリーダーシップは発揮されていませんでした。

つまり組織の目標を定めて始めることがおろそかになっていました。

このリーダーシップは
著者が最も重視するものです。

緊急ではないが重要だ

という領域に当てはまる仕事です。

この領域には他にも
組織メンバーの心身の健康管理や
組織メンバーの教育、
組織メンバーの人間関係の改善

などの仕事が当てはまります。

重要であるにもかかわらず
緊急でないがために

後回しにされるものにこそ
むしろ時間を割かなくてはいけない
と著者は言います。

これはよく分かりますね。

組織の目標を設定したり
組織メンバーの健康管理や
教育や人間関係の改善など
を考えて実行するなどの仕事は

ほっておいても当面の仕事には影響しません。

それよりも
緊急だが重要ではない対応が求められる
会議や報告書作成などを優先して取り組まなければ
当面の仕事が回らないのです。

個人の生活においても同じですね。

毎日、
緊急だが重要ではない雑事は
どんどん飛び込んできます。

そしてほぼ無意識のうちに対応します。

しかし緊急ではないが重要な
健康づくりや自己啓発や
人間関係づくりなどには

あまり時間を割かずに
後回しにしてしまっています。

著者の言うように

組織を維持、発展、強化させたり
あるいは
個人が幸せに生きるためには

緊急でないが重要な問題にこそ

最も優先して取り組必要がある
というのはよくわかります。

私たちは
せっかく学んだことでも
忙しく過ごしているうちに

つい忘れてしまいがちです。

まずはもう一度
私にとっての優先事項を見つめ直してみます。

特に「緊急ではないが重要」なものに注目します。

そしてそれを書いて壁に貼ります。

これはむしろ
「緊急かつ重要」
なものですね。

 

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