今回は、デイトレードの逆張り買い手法です。

これは、いろんな書籍でも紹介されている一般的な方法ですが、
勝率の高い方法であり、私もよく用いる方法です。

なおここでは、対象として株式を取り上げていますが、
先物やFXなどでも基本は全く同じですので、
そちらにご興味の方にも参考になるかと思います。

(1)逆張り買いの手法とは・その心理


逆張り買いとは、
基本的には、
・株価が下落している流れの時に、その流れに逆らって買う、
という手法です。

チャートを用いてご説明します。

下の図は、Vテクの日足チャートです。
Vテク逆張り買い
5MA(緑)25MA(橙)75MA(青)200MA(紫)

株価は、必ず上げ下げを繰り返しながら変化してゆきます。

上の図でもわかるように、
どんなに好調な株でも、ある程度上げれば、
利益を確定する人が売りますので、
それによって株価は一時的に下がります。

その時、その下げにつられて、
・自分も利益のあるうちに売っておこう、とか、
・そろそろ天井だから、新規の売りで参加しよう、とか
そんなみんなの思い巻き込んで、
売りが売りを呼び、予想外に大きな下落になったりします。

すると、ここまで下げたのだから買おう、という人が必ず出て決ます。

のポイントは、下落の流れが転じて、窓を開けて陽線が出てきたところです。

ここで、
売りの流れに乗じて売りで参加していた人のことを想像してみてください。

一時的な下落につられて売りで参加した人は、
「あっ、まずい!」と思うはずです。

急いで損切(損失を拡大させないため、買い決済する)する人が出てきます。

すると、その人たちが買いの勢いを加速させます。

そして下落から転じて、また買いの流れがまた発生します。

投資家の心理を想像することは、トレードをする上でとても大事です。

そして、満を持して、
こんなところを狙って買うのを、逆張り買い、と言います。

ちなみに、
・逆張り売りは、買いの反対で、
・順張り買い、売りは流れに乗ってい買い、売りする
方法になります。

これまで何度も、〇〇ショックや、テロ、震災、北朝鮮ミサイル、
など、何度もぼうらくのきょくめんがありました。

こんなときも投資家心理や、株価の動き、パターンは同じです。

つまり、
・暴落初期は、売りが売りを呼んで(投げ売りと、新規売りが相乗)、
過剰に下落しますが、それが落ち着くと、
・今度は買いの流れが加速します(新規買いと、売り手の損切)。

皆さんも、思い当たることがあるのではないでしょうか?

次に、デイトレ逆張り買いの具体的な説明をします。

(2)5分足チャート一例


下の図は、コマツの5分足チャートです。
Vテク逆張り買い5分
5MA(緑)25MA(橙)75MA(青)200MA(紫)

当4月3日をご覧ください。
この日寄付きは窓を開けて、下落して始まっています。

図の下の緑のバーで示してあるのは「出来高」です。
「出来高」とは、そこでどれだけ売買が行われたことを示し、
これが大きいほど活発な売買だったことがわかります。

通常、
9:00過ぎの寄り付き直後と、
15:00近くの終了直前は、
出来高が大きくなります。

注目いただきたいのは、ポイント、9:30時点の、
ローソク足と、出来高です。
寄付きから下げて来た株価、ローソク足が、
比較的目立つ下髭を付けました。

このとき、出来高も、急増しています。
ここで、この投資参加者の心理を考えてみたいと思います。
その前に、次の60分足チャートをご覧ください。

(3)60分足チャート一例


下の図は、コマツの60分足チャートです。
Vテク逆張り買い60分
5MA(緑)25MA(橙)75MA(青)200MA(紫)

前回、前々回の実践テクニカル分析でもお伝えしましたが、
5分足でトレードするなら、その上位の時間軸である、
・60分足チャート、
・日足チャート
を参考にすべきです。

ここでは、上に示した60分足チャートを参考にします。

図のポイントが、この当日4月3日の60分足ローソクになります。

したがって、
この日の朝の時点では、このローソク足の前の足までがわかっていました。

このチャートからは、ピンク色の枠で囲んだ部分から判断して、
保合い傾向を想定できると思います。

保合いの場合には、実践テクニカル分析3でもお伝えしたように、
「保合い上限あるいは下限からの逆張りが有効」
でしたので、上限に近づけば売り、下限に近づけば買い」
という想定は可能でした。

そのうえで、5分足チャートに戻って、投資家参加者の心理を考えたいと思います。

まずは、窓を開けて安く始まりました。
前日上昇を期待して買った人や、これまでに買って持っている人は、
相当嫌な感じがすると思います。

それがさらに下落すると、辛抱できなくて売ってしまう人や、
それに乗じて新規売りする人が出てきます。

するとさらに加速しますので、売りが売りを呼ぶ状態になって、
出来高も増加します。

しかし、そのうち保合い下限で逆張り買いを待っていた人が現れ、
売りが枯れてくると、今度は、
新規売りで参戦した人が、まずい!、と撤退のため買い戻し始めます。

このような位置でのローソク足の下髭は重要です。

これがあると、下げ止まって、上昇始めそうだ、
とみんなが思いやすい、ということがあります。

このようにして、今度は買いの流れが出てくると考えられます。

つまり、5分足チャートを見て、
・出来高の急増を伴う急な下落があれば、その後の上昇の可能性を監視し、
・早めに決断して買い、で参戦する
というのがデイトレ逆張り買いの基本です。

このとき、
・60分足でより大きな流れ、あるいは流れのない保合いのような状況を確認しておく
・相場参加者の心理を想像してみる
事など合わせて考慮することが大事です。

(4)まとめ


5足、60分足チャートを用いた、
デイトレード逆張り買いの手法をお伝えしました。

勝率はかなり高いのですが、
出現率はあまり高くないのが難点です。

注意事項として、
企業の決算時期や、大きなニュースが出たときや、
相場全体が一方的な流れをしているときなどは避けるべきです。

特に逆張りは危険です。

また、新興株、仕手株などは、
予想外のしかも大きな値動きをするのでこれらも避けます。

日中比較的監視時間が取れる人など、
ライフスタイルが合う人には向いていると思います。

 

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