動画 株システムトレード入門4(逆張り手法と資金管理)

投稿日:2018/04/10 更新日:

ハヤトです。

 

※記事の内容は、下の動画でご覧いただけます。

前回、前々回では、
逆張り手法を用いた売買ルールを改善する方法、
についてお話ししました。

トレードを行うにあたって、
売買ルールが重要であることはもちろんですが、
さらに重要なのが資金管理であるといわれます。

今回は、前回までに改良した売買ルールを用いて、
資金管理の一つである、
分散投資についてお伝えしたいと思います。

(1)前回までに改善した逆張りルールのおさらい
(2)資金300万円、1銘柄最大30万円・最低5万円、
で仕掛ける場合の検証
(3)資金300万円、1銘柄最大300万円・最低100万円、
   で仕掛ける場合の検証
(4)資金300万円、1銘柄最大50万円・最低5万円、
   で仕掛ける場合の検証
(5)資金300万円、1銘柄最大10万円・最低5万円、
   で仕掛ける場合の検証
(6)まとめ

(1)前回までに改善した逆張りルールのおさらい

前回は、
もともとのサンプル売買ルールを改善し、
収益を向上させました。

この改善後のルールと検証条件を下に述べます。

改善後の逆張りルールは、具体的には、

(1)日足終値が20日移動平均線より
6%以上下がったら、
(2)またその日、前日、前々日に
ストップ安でなければ、
(3)翌日の寄付きで買いを仕掛け、
(4)その後保有して、
  1)終値が買い値より5%以上になるか
(利益確定)
  2)終値が買い値より-3%以下になるか
(損切)
  3)保有日数が5日以上になるか
(5%から-3%の損益)

となった時点で、
その翌日の寄付きで決済売りする。

 

で、その検証条件は、
  1)検証期間:2000年1月1日~2018年4月6日
  2)対象銘柄:TOPIX500銘柄
  3)投入資金:100万円
  4)最低購入額が30万円以上の銘柄は対象から外す
(正確には、1銘柄最大30万円まで、
最低5万円以上、としていました)
  5)移動平均乖離率が小さい(乖離が大きい)
順に買ってゆく
  6)信用取引はしないで、
資金100万円で買えるまで買う

  7)運用:単利運用(複利でない)
8)手数料は考慮しない
でした。

結果の資産曲線を再度下に示します。

5.20MA乖離率-6% 全期間

(2)資金を300万円、1銘柄最大30万円・最低5万円
で仕掛ける場合の検証

①で使用したのと同じ売買ルールを用い、
より資金計画の重要性がはっきり分かるように、

初期資金を100万円から300万円に増やし、
また、時間節約のため、
検証期間は2010年~2018年の約8年間としました。

つまり、

(1)資金を100万円、1銘柄最大30万円、
最低5万円、期間2000~2018年

(2)資金を300万円、1銘柄最大30万円、
最低5万円、期間2010~2018年

に変更して検証を行いました。

結果を下に示します。
2資金300万円

2010年から2018年までの約8年間で、
資金は300万円から約550万円に増えています。

ただし、開始直後は資金が減少し、
最大で約100万円、
30%近くのドローダウンとなっています。

このまま実際に運用するのは
かなり厳しいことになります。

ここを改善することができるのかどうか、
次いで、資金管理を極端に変更してみます。

(3)資金300万円、1銘柄最大300万円・最低100万円
で仕掛ける場合の検証

1銘柄最大投入資金、
と最低投入資金を下のように変更しました。

(2)資金を300万円、
1銘柄最大30万円、最低5万円、

(3)資金を300万円、
1銘柄最大300万円、最低100万円、

これは、実質、仕掛けるときは1銘柄のみという、
分散型の投資から反対の極にある、
集中型の投資に変更したことになります。

具体的には、
(2)の場合には、
資金がまるまる300万円残っていれば、
300万÷30万=10銘柄(最大)
仕掛けることができ、

たとえ、
資金が20万円しか残っていなくても
(保有株があった場合)
20万÷5万=4銘柄(最大)
仕掛けられる、
ことを意味します。

一方、
(3)の場合には、
資金がまるまる300万円残っていても、
300万÷300万=1銘柄(最大)
しか仕掛けることができず、

もし、
資金が20万円しか残っていななければ
(保有株があった場合)
20万÷100万=→0銘柄(最大)
ひとつも仕掛けることができない、
ことを意味します。

結果を下の図に示します。

8資金300万で最大300最低100万

この図でわかるユように、
売買ルールが優位性のあるものだったとしても、

一つの銘柄に集中して仕掛けるなど、
資金運用を誤れば、

利益を得るどころか、
反対に大きくマイナスになる、
ということがわかると思います。

この(3)の結果と、
(2)の結果とを比較すれば、
資金管理が、分散投資が、
いかに重要かがわかると思います。

(4)資金300万円、1銘柄最大50万円・最低5万円
で仕掛ける場合の検証

では次に、どの程度の分散投資が良いのか、
検証してみます。

1銘柄最大投入資金、
と最低投入資金を下のように変更しました。

(2)資金を300万円、
1銘柄最大30万円、最低5万円、

(3)資金を300万円、
1銘柄最大300万円、最低100万円、

(4)資金を300万円、
1銘柄最大50万円、最低5万円、

(4)では、300万÷50万=6銘柄最大、
の分散投資になります。

結果を下の図に示します。

5資金300万で最大50万

従いまして、(2)、(3)に比べて(4)の例は、
・収益も良いし、
・ドローダウンも比較的少なく、
バランスがとれていそうに見えます。

(5)資金300万円、1銘柄最大10万円・最低5万円
で仕掛ける場合の検証


分散投資をさらに進めたらどうなるのか
確認しておきます。

(2)資金を300万円、
1銘柄最大30万円、最低5万円、

(3)資金を300万円、
1銘柄最大300万円、最低100万円、

(4)資金を300万円、
1銘柄最大50万円、最低5万円、

(5)資金を300万円、
1銘柄最大10万円、最低5万円、

(5)では、300万÷10万=30銘柄最大、
の分散投資になります。

結果を下の図に示します。

7資金300万で最大10万

(5)は、一言でいえば、ドローダウンも小さい割に、
収益もやや小さい、ことになります。

(6)まとめ

前回までに改善した
逆張りの売買ルールをもとにして、
資金管理を分散投資の観点から検証して見ました。

収益とドローダウン
これはどちらも非常に大切ですが、
バランスをとるためには、
適度の分散化が必要であることが分かりました。

また、
ドローダウンを小さくすること
をもっとも重視するのであれば、
多少の収益の低下は我慢して、

分散化を進めるのが良いと考えられます。
実際には、
このような低ドローダウンの運用が必要かもしれません。

念のため、
資金をもとの100万円に戻して、
10銘柄分散(最大10万円、最低5万円)
で再度検証した結果を下に示します。

9資金100万で最大10万最低5万

最初の図と比べてみると、
収益は落ちますが、
ドローダウンは小さくなっており、
実運用でのストレスは軽減されるのではないかと思います。

どれを選ぶか、
収益重視か、ドローダウン重視か、
は、ひとそれぞれだと思います。
私はドローダウンの小さい方を選びたいか、
と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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