配当金振込口座登録だけで7日後に配当確定

と謳う、天野麻美氏のチャリトレを検証します。

１．チャリトレの特徴

競輪で稼ごう、という案内です。

案内に従ってLINEに登録し、
口座情報を入力すると、それだけで、
あとは７日後に競輪での配当金が振り込まれる、
と言っています。

「サロン参加で副収入ゲット」
とも書かれていますので、
サロンへの参加が必要になります。

また稼げた事例として、

「30日間で529,800円」
「30日間で1,272,300円」
「30日間で2,654,100円」

が記載されています。

勝率は９割以上だと言っています。

ここでは、
チャリトレへの参加を決断する前に、
確認しておかなければいけないことや、
注意スべき点などをお伝えしたいと思います。

２．「勝率9割」の落とし穴

本件は競輪投資の案内です。

競輪や競馬競艇といえば当然ギャンブルです。

しかし、
過去のデータを分析し、
それに基づいたルールを作り込み、
それに従って継続して参戦するのであれば、
それはもはや投資とも言えます。

そこで一般的に重視されるのが勝率です。

高い勝率が出せればそれに越したことはありません。

しかし、
勝率イコール得られる利益、
ではないことに注意することも必要です。

競馬や競輪の場合にも、
このケースは勝率が高い、
というようなコトが発生します。

そんなときには、
通常より掛け金をあげます。

あるいは、
負けるたびごとに、
掛け金を倍々にしてゆく、
マーチンゲール手法などもよく用いられます。

この手法の勝率はとても高いです。

でも問題は、
１度でも負けると、
その損失はとてつもなく大きくなる、
という点です。

ですので、
たとえ勝率が高くても、
資金を失って、退場せざるを得なくなる確率も高いのです。

９割以上の勝率なのに、それを使う
９割以上の人が撤退してゆく、
そんな事が起きるのが投資の世界です。

逆に資金管理をうまくやれば、
勝率が低くても利益を残せる手法もあります。

ですので、
勝率よりも「利益」を重視し、
「利益」がいくら期待できるのかを、
確認することが大事です。

そして利益とは、
収入から支出を差し引くものだ、
という理解も大事です。

いくら大金を稼げても、
そのために支払う費用、
例えばシステム利用料金、
コミュニティー参加費用など、
がそれを上回るようでは仕方ありません。

このような「支出」についても確認する必要があります。

３．参加の前の要確認事項

案内には、こんなに稼げた、として、

「30日間で529,800円」
「30日間で1,272,300円」
「30日間で2,654,100円」

の実績が示されています。

しかしこれだけの情報で参加を決断してよいのか？
今後確認しておかなければならないことはないのか？
などについて以下に伝えいたします。

（１）参加者の毎月の利益金額はいくらか

チャリトレに参加した初心者が
毎月いくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。

大事なのは、
主催者や、経験者の実績の利益ではありません。

それらはあまり参考にならないことが多いです。

案内を読めば、
誰でも同じ成果が出せるうように思われるかもしれません。

しかし、投資案件である限り、
経験と技術が必要である可能性は否定できません。

例えば、
上にもお伝えしたように、
ケースごとに勝率を分析し、
運用額を増やしてみたり、減らしてみたりすることが
経験者の間では普通に行われます。

しかしこれは一般の初心者には困難です。

ですので、あくまで、あなたと同じような初心者が、
いくらの利益をあげているかが問題です。

しかもその利益は、
単発のものでは意味がありません。

継続してどれくらい稼げているのか、
つまり毎月どれくらいの利益を得ているのかが大事です。

（２）具体的な投資内容とそのお金の動き

毎月の利益金額だけでなく、
その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。

どんなビジネスでも、調子のいいときと悪い時があります。

銀行の利子ですら、
政府の施策の変化によっては変わることがあります。

特に、調子の悪いときにどれだけ利益をあげられるのか、
あるいはどれだけ赤字になる可能性があるのか、
それを知ることが大事です。

これが「お金の動き、増減の変化」です。

それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、
プロジェクトの善し悪しが決まります。

（３）何人の参加者がいて、そのうちの

チャリトレに参加した人が何人いて、
そのうちの何人の初心者が、
毎月いくらの利益を得ているのか、
を確認することが重要になります。

たくさんの参加者がいて、
たくさんの人が毎月利益を
得られていればそのプロジェクトは
優れたものであるといえます。

そのため、たくさんの参加者が
毎月安定的にいくらの利益金額を
得ているのかを確認することが重要になります。

特にその割合です。

たとえ100人が成果をあげていても、
参加者が1万人なのであれば、
わずか1割の人しか成果を上げていないことになります。

参加者の中で多くの初心者の人が、毎月安定した利益を得られて
いれば、そのプロジェクトは再現性が高く優れているといえます。

この再現性の確認がとても大事です。

 

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