１．エルドラードの特徴

田端ウィリアム氏が開発したという「エルドラード」は、FXのXAUUSD、つまりゴールドの自動取引アプリの案内になります。

FXでは、ドル円、ユーロドル、ポンドドル、などの通貨ペアの取引が一般的ですが、ドルで取引するXAUUSD、ゴールドも人気の取引対象となっています。

価格変動の大きいポンドドルなどよりも、さらに大きく動くので、難しいとされる一方で、多くの人に好まれるもの伴っています。

案内には、

２．「毎日1万円」の落とし穴

案内には、
・毎日１タップで最低１万円
と書かれていますが、その根拠となるシステム、アプリの性能についての情報はあまりありません。

自動売買システムを客観的に評価するには、その「資産曲線」を確認しなけければなりません。

「資産曲線」とは、以下のようなイメージの曲線です。


このように、いくらの資金で始めて、それがトレードごとにどう変化して行って、最終的にどれくらいの資金になったのか、が明確にわかるものとなっています。

過去のデータを用いたバックテストによってロジックを組み上げ、それを実運用して得られたフォワードテスト結果とともに示されているのが特徴です。

バックテストは単なる計算ですので、それがもし優れたロジックになっているのであれば、その後のフォワードテスト結果も優れたものになります。

しかし、バックテストが見せかけのものであったり、不出来なものであったりすると、いくらバックテストが良くても、フォワードテストの結果は優れたものにはなりません。

ですので、必ず、バックテストとフォワードテストのセットで、この資産曲線を見なければなりません。

それを確認することで初めて、今後このエルドラードを利用することで、「毎日1万円」が実現できそうなのかどうかを、見極めることができるのです。

３．参加に際しての注意点

（１）参加者の毎月の利益金額はいくらか

エルドラードに参加した初心者が毎月いくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

大事なのは、主催者や、経験者の実績の利益ではありません。

それらはあまり参考にならないことが多いです。

自動売買であっても、相場状況によって、経験者はその利用を控えてみたりもするからです。

あくまで、あなたと同じような初心者が、いくらの利益をあげているかが問題です。

しかもその利益は、単発のものでは意味がありません。

継続してどれくらい稼げているのか、つまり毎月どれくらいの利益を得ているのかが大事です。

（２）具体的な投資内容とそのお金の動き

毎月の利益金額だけでなく、その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。

どんなビジネスでも、調子のいいときと悪い時があります。

特に、調子の悪いときにどれだけ利益をあげられるのか、あるいはどれだけ赤字になる可能性があるのか、それを知ることが大事です。

これが「お金の動き、増減の変化」です。

それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、プロジェクトの善し悪しが決まります。

（３）何人の参加者がいるのか

エルドラードに参加した人が何人いて、そのうちの何人の初心者が、毎月いくらの利益を得ているのか、を確認することが重要になります。

たくさんの参加者がいて、たくさんの人が毎月利益を得られていればそのプロジェクトは優れたものであるといえます。

そのため、たくさんの参加者が毎月安定的にいくらの利益金額を得ているのかを確認することが重要になります。

特にその割合を知り、再現性を確認するのががとても大事だと思います。


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