「初月から30万円の利益を狙える」



と謳う、東本準氏の東本式バイナリー倶楽部を検証します。

1.「東本式バイナリー倶楽部」の特徴



「東本式バイナリー倶楽部」は、

バイナリーオプションをビジネスモデルとする

有料コミュニティーです。



参加費は、278,000円となります。



コミュニティーに参加することで、

・ASSというサイン配信ツールが使えて、

・無期限のサポートが得られる

と謳われています。



トレードチャンスは、

1日平均128回訪れる、といいます。



ここでは、

バイナリーオプションについて触れたあと、

参加する前に確認しておくべき点などをお伝えしたいと思います。

2.バイナリーオプションとは



バイナリーオプションは、

まずは、FXに似たもの、とお考えください。



FXでは、証券会社に口座を開設することで、

ドル円、ユーロドル、ポンドドルなど、

いろんな通貨ペアを売買することができます。



たとえばドル円を例に取ると、

1ドルが100円のときに買っておいて、

101円になってそれを売れば1円の利益になります。



あるいは、

1ドルが100円のときに売っておいて、

99円になってそれを売れば、それもまた1円の利益になります。



ですので100万円分を売ったり買ったりすれば、

この場合ですと1万円の利益が得られるわけです。



ただしそのときに100万円の資金が必要なわけではありません。



レバレッジというシステムによって、

国内ならば資金の25倍、

海外ならば資金の最高1000倍の取引が可能なのです。



つまり、

レバレッジ25倍であるなら、

4万円の資金で100万円の取引が可能になるわけです。



上の例でもおわかりのように、

小資金で大きな利益が狙えるのがFXの最大の特徴です。



バイナリーオプションも、

バイナリーオプションの証券口座を開設し、

そこでFXと同じ通貨ペアを扱います。



ただし、

取引の基本は、FXよりも遥かにシンプルです。



ドル円をまた例に取ります。



FXではドルを100円で売ったり買ったりした場合、

その後ドルがいくらになって決済するかで、

利益(場合によっては損失)が変化します。



ですので、

エントリータイミングと同時に、

決済のタイミングも重要です。



その決済のタイミングが、

利益の大小を決定する、と言えるほど大事です。



しかし、バイナリーオプションは、

そこがとてもシンプルです。



エントリータイミングを決めさえすれば、

あとの決済タイミングは決められているのです。



その決済タイミングは、

ある程度フレキシブルに決められます。



証券会社(ブローカー)によっては、

30秒、1分、2分、3分、5分、15分、1時間、24時間、

等色々と選択することができます。



そして、

エントリーのタイミングを決めて、

あとは、決めた決済タイミングで、

エントリー時より価格が上がっているか

それとも下がっているかの選択をするだけです。



例えば、

決済期間を5分に設定し、

5分後には上がると期待して1ドル100円でエントリーし、

5分後に1ドルがたとえ0.1銭でも上がっていれば、

そのトレードは勝ち、となります。



つまり、

エントリー後の時間を設定し、

価格が上がるか下がるかの2択(バイナリー)を行う、

だけのシンプルなトレードとなります。



お金の賭け方は、

ブローカーによって異なりますが、

最も有名な「ハイローオーストラリア」では、

最低額が1000円となります。



1000円を賭けて上がる方に賭けたとして、

負ければその1000円を失い、

勝てば1850円が戻ってきます。



この払い戻しの場合、

ペイアウト率が85%である、といいます。



ペイアウト率が100%でないので、

勝率50%では利益は残せません。



ペイアウト率85%の場合には、

およそ勝率56%以上になって、

はじめて利益が残せる計算となります。



1万円の賭けで1回勝っただけで、

短時間で8500円の利益が得られますし、

勝ち続けた場合にはどんどん利益が膨らむので、

小資金から始められる投資として人気を集めています。



ただし、

実際に利益が残せているのは、

全体の10%程度とも言われる、

厳しい世界でもあります。

3.「初月から30万円」の落とし穴



「初月から30万円の利益を狙える」

と書かれています。



確かに、

バイナリーオプションは小資金から可能であり、

うまく行けば大きな利益が得られます。



そういう意味では、

資金量によっては、

30万円であろうが、

300万円であろうが、

「狙うこと」だけは可能です。



しかしそれが実現できるかどうかは別問題です。



大事なのは、

「東本式バイナリー倶楽部」

に参加することで、30万円の利益を狙った人たちが、

実際にいくらの利益を実現したのか、という情報です。



案内では、

「322名が稼いだ実績がある」

と書かれています。



この場合、

何人が参加したのかが重要です。



322人が参加して、

その全員が稼いだ実績を有するのか、

10000人が参加したのに、

322名しか稼げなかったのか、

では大きな違いがあります。



この点を確認することが大事です。



案内には、

次のような注意書きがなされていることにも留意する必要があります。



「本サービスおよび会員に紹介する本サービスに関し、

その確実性または破綻可能性がないことなど、

あらゆる事項について何ら保証するものではなく、

会員が本サービスを利用することにより損害を被ったとしても、

何ら責任を負わないものとします。」



更に次のようにも書かれています。



「当社は、当社の都合により、

本サービスの提供を終了することができます。

この場合、当社は会員に事前に通知するものとします。」



「無期限サポート」が謳い文句にもなっていますが、

この点も忘れてはなりません。



 

4.サイン配信ツールの課題



一般的には、

どの様な投資においても、

「サインツールで勝つのは困難である」

と言われています。



これはスポーツをイメージすれば理解できるかと思います。



例えば野球の場合です。



あるピッチャーの投球において、

「高めのストレートのあとは、

外角低めのスライダーが多い」

という統計データが合ったとします。



そしてその確率が90%だったとします。



であれば、

「高めのストレートが来た!」

となれば、

「次の外角低めのスライダーを狙おう」

となるのが普通です。



でも事実そうなったからと言って、

必ず次のボールをホームランできるわけではありません。



それは、

同じスライダーと言っても、

速度が変わったり、

タイミングをずらされたり、

球場の風の状況が変わったり、

ノーアウトなのか、

9回裏満塁の場面なのか、

極度の緊張う状態なのか、

気楽に打てる状況なのか、

で結果は大きく変わります。



その様な諸々の状況に対応できるようにするためには、

日頃のたゆまぬ訓練が不可欠です。



トレードも実はこれと同じです。



「今買え」というサインは、

「高めのストレートが来た!」というサインと同じです。



相場は常に変化していますので、

その状況に応じた対応が必要です。



1日128回のサインが飛んできて、

それを全部対応すれば勝率90%かもしれません。



しかし実際にはそれは不可能に近いはずです。



なぜなら、

寝ている間や、風呂やトイレに入っている時間、

その他諸々の用事で、実際には対応できないケースが増えます。



せいぜい、

10回から20回程度のエントリーくらいが

妥当な線かもしれません。



一方で、勝率90%の場合には、

128回のうち13回程度は負けてしまいます。



ですので、

20回のエントリーでは、

最悪7勝13敗ともなりえます。



そこで必要となるのが、

エントリーサインの取捨選別の技術です。



どんな相場状況のときに、

サインに対応し、

どんな相場状況のときに、

サインをスルーするか、という技術です。



これが「裁量技術」と言われるもので、

一般には、その習得に数年かかる、

と言われるものです。



これがまさに、野球の打法と同じ、

日々の訓練が必要な理由です。



ですので、

「東本式バイナリー倶楽部」

においても、

「サポート体制」が大事です。



そこでどの様な「裁量技術」を、

どの様に教えてくれるのか?

という点です。



ここをぜひ確認しておきたいところです。



 



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