ハヤトです。
今回は、
・スマホ1台で1万円を1億円
・わずか3日で660万円
・勝率97%
・利率6500% 資産を66倍
と謳う、本間健一氏のFX 一攫千金プロジェクトを検証します。
案内には、
・スマホ1台で1万円を1億円
・わずか3日で660万円
と書かれています。
しかし、
本間健一氏の一攫千金プロジェクトに参加する人が、
だれでも同じように3日で660万円を得られる、
とはどこにも書かれていないことにご注意下さい。
案内に書かれているのはあくまで、
「誰もが660万円を狙える」ということに過ぎません。
狙うことと、実現することとは全く別物です。
だれでも東大合格を目指せます。
まただれでもオリンピック出場を目指せます。
しかし実現するのはその中のごく僅かな人だけです。
これと同じことで、
660万円を目指すことはできても、
660万円を実現するわけではないことに注意が必要です。
またさらに案内には、
「たった3日で資産を66倍にした掟破りの稼ぎ方を完全無料で公開します」
とも書かれています。
しかしこれにも、同じく注意が必要です。
東大合格法を教わったり、
オリンピック出場のための訓練法を教わったりする人が、
だれでもそれを実現できるわけでないことは周知の事実です。
無料で方法を教わり、
その後に有料での講座を受けたとしても、
それに参加した人全員が同じ成果を出せるわけではないことも、
東大合格、オリンピック出場の例と同じです。
特にネットビジネスにおける案内では、
「だまされた、期待した成果が得られなかった」
と嘆く初心者の絶えることがありません。
彼らの多くが、
案内の表現を好意的に解釈したのが、
その失敗の原因だったことに十分ご注意下さい。
「勝率97%」は、あくまで本間健一氏の実績である、
ということにご注意下さい。
投資のどんな手法であっても、
それに熟達したプロであれば、
高勝率を叩き出すことが可能です。
彼らは、経済、国際状況なども把握した上で、
さらにチャートのパターンを詳細に読み取って、
優位性の高いところだけで勝負することが出来るのです。
このように、独自の判断を混じえてトレードすることを、
「裁量トレード」と呼びます。
これに対して、一切裁量を伴わない手法を、
「完全自動売買」と呼びます。
「完全自動売買」であれば、
だれが行っても同じ結果が得られます。
再現性は100%です。
しかし、「裁量トレード」は違います。
この「裁量」の技術を習得するには、
少なくとも数年はかかる、とも言われています。
再現性が低いのです。
これこそが、
初心者の9割以上が相場で勝てずに撤退している、
という原因でもあります。
「97%」の勝率を実現するのは簡単ではない、
という認識が重要です。
案内には、
・わずか3日で660万円
・勝率97%
・利率6500%(資産を66倍)
と書かれています。
しかし注意しなければいけないのは、
この実績に対する「再現性」が示されていないことです。
つまりこの実績は、単に、
「3日で利率6500%(資産66倍)」になったこともあった、
ということに過ぎないかもしれません。
むしろその可能性が強いと考えます。
相場の急変時には、
価格の急騰、急落が生じることがあります。
たまたまそこにヒットすることはあります。
しかし大事なのは、「再現性」です。
そのため、3日程度の実績ではなく、
数年から数十年に渡る実績が示される必要があります。
それが示されて初めて、
「再現性の評価ができる」
ということにご注意下さい。
案内には、実践例として、
2つのチャートパターンが示されています。
このチャートを見る限り、
ローソク足の実体ベースでブレイクアウトが決まったか、
逆にブレイクアウトが失敗したか、のタイミングで、
エントリーしているように見えます。
案内では、
「誰もが知るあの有名なチャートパターンを、
黄金パターンへと進化させた」
と書かれていますので、上の仮説が正しい可能性が高いと考えます。
問題なのは、上でもお伝えしましたように、
「裁量判断」です。
ブレイクアウトは割と頻繁に出現します。
しかし一般にその勝率は高くありません。
5割に満たないと言われます。
それを「97%」にまで高めるには、
様々な条件で絞り込まなければならないはずです。
その絞り込みこそが、
「裁量」の難しさでもあります。
初心者でも同じように「97%」が実現可能なのかどうか、
そのためにはどれくらいの修業が必要なのか、
十分に確認することが大事です。
今回の本間健一氏の一攫千金プロジェクトは、
クロスリテイリング社の販売案件となります。
同社の商材は、私もいくつか購入して検証しました。
しかし、そのいずれもが、
宣伝文句のような実績を得られるものではなかったのです。
以下に私が購入したものも含めて、一部だけご紹介します。
・北田夏己氏の「グローバルドリームFX」
(宣伝文句:357戦、352勝、勝率98.5%)
・吉田健史氏の「ノックアウトオプション」
(宣伝文句:月利700%)
・末永幸樹氏の「究極の次世代FX」
(宣伝文句:勝率ほぼ100%)
・不動修太朗氏の「大暴落を予知して利益に変える」
(宣伝文句:たった3日で専業トレーダー)
私が購入した北田氏の案件は、
勝率70%がせいぜいで、損失が大きくて実用できませんでした。
吉田氏の案件は、参加者のコメントによると、
「1年かけても吉田氏と同じトレードはできない」
というものでした。
末永氏、不同視の案件についての参加者のコメントも、
「宣伝文句は誇大である」とのことでした。
つまり、クロスリテイリング社が掲げる、
「高勝率」
には、「裁量」という危険な落とし穴が潜んでいる、
とういことに気をつけなければいけません。
宣伝文句と同じ成果を上げるには、
並々ならぬ努力と学習が必要である、
という可能性が高いのです。
その覚悟を持って、取り組む必要があることに、
十分ご注意ください。
※関連記事
●本間健一 一攫千金「致命的欠陥」とも言える禁じ手の手法
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●北田夏己 FX魔法学校 237連勝でも成功できない理由
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●大口投資家が初心者をカモにする手口とは?
●なぜ投資で勝てないのか?(損小利大とプロスペクト理論)
●会社生活が辛くなった現役の方へ、リタイヤしたシニアより
※ハヤトが実践している副業
●私が実践中の副業
●私が実践している副業・参加して1年の成果
今回は、
・スマホ1台で1万円を1億円
・わずか3日で660万円
・勝率97%
・利率6500% 資産を66倍
と謳う、本間健一氏のFX 一攫千金プロジェクトを検証します。
1.本間健一 一攫千金プロジェクト|3日で660万円が得られない理由
案内には、
・スマホ1台で1万円を1億円
・わずか3日で660万円
と書かれています。
しかし、
本間健一氏の一攫千金プロジェクトに参加する人が、
だれでも同じように3日で660万円を得られる、
とはどこにも書かれていないことにご注意下さい。
案内に書かれているのはあくまで、
「誰もが660万円を狙える」ということに過ぎません。
狙うことと、実現することとは全く別物です。
だれでも東大合格を目指せます。
まただれでもオリンピック出場を目指せます。
しかし実現するのはその中のごく僅かな人だけです。
これと同じことで、
660万円を目指すことはできても、
660万円を実現するわけではないことに注意が必要です。
またさらに案内には、
「たった3日で資産を66倍にした掟破りの稼ぎ方を完全無料で公開します」
とも書かれています。
しかしこれにも、同じく注意が必要です。
東大合格法を教わったり、
オリンピック出場のための訓練法を教わったりする人が、
だれでもそれを実現できるわけでないことは周知の事実です。
無料で方法を教わり、
その後に有料での講座を受けたとしても、
それに参加した人全員が同じ成果を出せるわけではないことも、
東大合格、オリンピック出場の例と同じです。
特にネットビジネスにおける案内では、
「だまされた、期待した成果が得られなかった」
と嘆く初心者の絶えることがありません。
彼らの多くが、
案内の表現を好意的に解釈したのが、
その失敗の原因だったことに十分ご注意下さい。
2.本間健一 一攫千金プロジェクト|勝率97%に潜む危険なカラクリ
「勝率97%」は、あくまで本間健一氏の実績である、
ということにご注意下さい。
投資のどんな手法であっても、
それに熟達したプロであれば、
高勝率を叩き出すことが可能です。
彼らは、経済、国際状況なども把握した上で、
さらにチャートのパターンを詳細に読み取って、
優位性の高いところだけで勝負することが出来るのです。
このように、独自の判断を混じえてトレードすることを、
「裁量トレード」と呼びます。
これに対して、一切裁量を伴わない手法を、
「完全自動売買」と呼びます。
「完全自動売買」であれば、
だれが行っても同じ結果が得られます。
再現性は100%です。
しかし、「裁量トレード」は違います。
この「裁量」の技術を習得するには、
少なくとも数年はかかる、とも言われています。
再現性が低いのです。
これこそが、
初心者の9割以上が相場で勝てずに撤退している、
という原因でもあります。
「97%」の勝率を実現するのは簡単ではない、
という認識が重要です。
3.本間健一 一攫千金プロジェクト|利率6500%のカラクリ
案内には、
・わずか3日で660万円
・勝率97%
・利率6500%(資産を66倍)
と書かれています。
しかし注意しなければいけないのは、
この実績に対する「再現性」が示されていないことです。
つまりこの実績は、単に、
「3日で利率6500%(資産66倍)」になったこともあった、
ということに過ぎないかもしれません。
むしろその可能性が強いと考えます。
相場の急変時には、
価格の急騰、急落が生じることがあります。
たまたまそこにヒットすることはあります。
しかし大事なのは、「再現性」です。
そのため、3日程度の実績ではなく、
数年から数十年に渡る実績が示される必要があります。
それが示されて初めて、
「再現性の評価ができる」
ということにご注意下さい。
4.本間健一 一攫千金プロジェクト|相場が逆行しても利益になるカラクリ
案内には、実践例として、
2つのチャートパターンが示されています。
このチャートを見る限り、
ローソク足の実体ベースでブレイクアウトが決まったか、
逆にブレイクアウトが失敗したか、のタイミングで、
エントリーしているように見えます。
案内では、
「誰もが知るあの有名なチャートパターンを、
黄金パターンへと進化させた」
と書かれていますので、上の仮説が正しい可能性が高いと考えます。
問題なのは、上でもお伝えしましたように、
「裁量判断」です。
ブレイクアウトは割と頻繁に出現します。
しかし一般にその勝率は高くありません。
5割に満たないと言われます。
それを「97%」にまで高めるには、
様々な条件で絞り込まなければならないはずです。
その絞り込みこそが、
「裁量」の難しさでもあります。
初心者でも同じように「97%」が実現可能なのかどうか、
そのためにはどれくらいの修業が必要なのか、
十分に確認することが大事です。
5.本間健一 一攫千金プロジェクト|クロスリテイリング社の誇大広告傾向
今回の本間健一氏の一攫千金プロジェクトは、
クロスリテイリング社の販売案件となります。
同社の商材は、私もいくつか購入して検証しました。
しかし、そのいずれもが、
宣伝文句のような実績を得られるものではなかったのです。
以下に私が購入したものも含めて、一部だけご紹介します。
・北田夏己氏の「グローバルドリームFX」
(宣伝文句:357戦、352勝、勝率98.5%)
・吉田健史氏の「ノックアウトオプション」
(宣伝文句:月利700%)
・末永幸樹氏の「究極の次世代FX」
(宣伝文句:勝率ほぼ100%)
・不動修太朗氏の「大暴落を予知して利益に変える」
(宣伝文句:たった3日で専業トレーダー)
私が購入した北田氏の案件は、
勝率70%がせいぜいで、損失が大きくて実用できませんでした。
吉田氏の案件は、参加者のコメントによると、
「1年かけても吉田氏と同じトレードはできない」
というものでした。
末永氏、不同視の案件についての参加者のコメントも、
「宣伝文句は誇大である」とのことでした。
つまり、クロスリテイリング社が掲げる、
「高勝率」
には、「裁量」という危険な落とし穴が潜んでいる、
とういことに気をつけなければいけません。
宣伝文句と同じ成果を上げるには、
並々ならぬ努力と学習が必要である、
という可能性が高いのです。
その覚悟を持って、取り組む必要があることに、
十分ご注意ください。
※関連記事
●本間健一 一攫千金「致命的欠陥」とも言える禁じ手の手法
●本間健一 スマホで一攫千金「第1話動画」前予告における注意点
●本間健一 一攫千金「本間氏のプライベートトレード」のカラクリ
●本間健一 一攫千金「三尊パターン」活用手法の評価
●本間健一 一攫千金|販売手法の注意点
●北田夏己 FX魔法学校 237連勝でも成功できない理由
※参考記事
●「投資の自動売買システム」で初心者が継続して勝つためには?
●大口投資家が初心者をカモにする手口とは?
●なぜ投資で勝てないのか?(損小利大とプロスペクト理論)
●会社生活が辛くなった現役の方へ、リタイヤしたシニアより
※ハヤトが実践している副業
●私が実践中の副業
●私が実践している副業・参加して1年の成果