全自動で平均月利10%以上
と謳う、今岡純一氏の「全自動TTPシステム」を検証します。
TTPはFXの自動売買システムであり、
テッテイテキニパクル、
から作った造語だと言います。
今岡純一氏は、
以前ゼウスというFX自動売買システムを販売していました。
価格は20万円でした。
その内容は、
MAM(Multi Account Manager)と呼ばれる手法を用いて、
プロトレーダーと自分の口座を紐付けして、
プロトレーダーのトレードがそのまま自分の口座でも実行される、
というものでした。
いわゆるコピートレードと呼ばれるものです。
今回のTTPも、
その言葉の由来から判断して、
ゼウスと同じコピートレードになると考えます。
つまり、
あなたはFX口座を開設するだけで、
あとはプロトレーダーな完全おまかせで、
ほったらかしにすることが出来る、
ことになります。
ただし、
ほったらかしにしたままで、
あなたの資金、利益がどんどん増えてゆくのか?
それともそうではないのか?
については、しっかりと精査してゆく必要があります。
ここでは、
参加、購入前に確認しておくべきこと、
注意しておくべきことなどについて、
お伝えしたいと思います。
案内には、
・何もせずに、資金が3倍、9倍、27倍、100倍に増える。
・平均月利10%以上稼ぐ事ができる
と書かれています。
確かに、月利10%が確実であって、
それを複利で運用してゆけば、
資金はどんどん増えてゆきます。
ただしあくまで、
月利10%が確実であれば、という前提になります。
ここで注意しなければいけないのは、
「平均月利10%以上」という点です。
この「平均」というのはくせ者です。
毎月10%の利益であれば、
間違いなく平均月利も10%です。
しかし、例えば、
ある月:10%
次の月:-10%
その次の月:20%
でも、平均月利は10%になります。
このとき問題になるのは、
マイナスの月が存在することです。
そして、
月々のプラスマイナスの起伏が大きい場合には、
マイナスの月を耐え忍ぶことが困難にもなりかねません。
100万円が110万に増えた月の次に、
それが50万円にまで減ってしまった、
というような事態をイメージすることも必要です。
つまり、
「平均」という表現にはこのような落とし穴が
潜んでいる可能性もある、ということです。
ですので、
自動売買システムを評価するには、
「平均」の成績では不十分なのです。
公正な評価のためには、
次に示すような「資産曲線」を確認しなければなりません。

この図を見れば、
運用期間中に、資金がどのよに変化したのかが、
一目瞭然です。
途中でどれくらいマイナスが出るのか、
最終的にはどれくらいの利益が見込めるのか、
がはっきりとつかめます。
ちなみに図中のバックテストとは、
過去のデータを用いて行った単なる計算結果であり、
その計算で得られたロジックを実際に使って行ったのが、
フォワードテスト結果となります。
バックテスト結果が同じでも、
そのテストが適正であったなら、
図のEのようにフォワードテスト結果(実績)が得られますが、
そうでない場合には、Fのような期待に反する結果が得られます。
世に出回る多くの自動売買システムは、
バックテストは良いが、フォワードテスト・実績はダメ、
というものがほとんどだと言っても過言ではありません。
一例として、あるシステムの「資産曲線」を以下に示します。

バックテストではいい結果になっていますが、
フォワードテストはそれほどでもありません。
ですので、
TPPシステムについても、
この「資産曲線」の確認が大事です。
そうすれば、
「平均月利10%以上」の内容、中身がはっきりします。
コピートレードを行うには、
海外のFX口座を開設しなければなりません。
海外FX口座は、
日本の金融庁への登録義務がないので
日本の法律でさばくことができませんので、
いくつか注意しておかなければいけない点が存在します。
例えば以下のような点です。
・信託保全義務がない
日本の口座はその業者が経営破綻した場合でも、
顧客の資産は完全保証されますが、
海外業者はその保証はありません。
・突然の取引停止・出金拒否
FX業者の儲け分は、
主に顧客の損失からなります。
つまり、
個局が損した分だけ儲かるのです。
逆に、
顧客が設けると業者は損します。
ですので、
儲けすぎた顧客に対しては、
明確な理由もなく突然、
口座が凍結されて、それまでの利益を出金できなくなる
というようなトラブルが多発します。
特に、
多数の人が同じ自動売買システムを用いて、
それが多くの利益を出している場合です。
業者にはそれが丸見えとなります。
同じタイミングで、
多くの人が同時に利益を出す(損を出す)からです。
これが発覚した場合には、
ほぼ間違いなく口座は凍結される、
というのが一般に知られる現状です。
それに対する対策や、
現状などについても、事前に確認したいところです。
いずれにしても、
投資では自動ツールに頼るのは危険、
という考えも大事です。
ツールはいずれ使えなくなる時が来ます。
それはコピートレードでも同じです。
ロジックが通用しなくなったり、
システムに異常が発生したり、
ツール提供者や、
コピーさせてくれるトレーダーの事情が変化したり、
いろんなリスクがあります。
やはり、
自分で稼げるノウハウと力を身につけるのが
最も手堅い道だと思います。
・副業としての投資(株、FX他)で成功する方法
・FX投資で食べてゆくとは
・投資でメンタル(精神的スキル)が大事と言われる本当の理由
・FXで初心者が負ける理由と勝つ秘策
・負け続けた私がFXで勝てるようになったキッカケ
・FX自動売買ツール見極めのコツ
・FX自動売買ツールで勝てない理由
・ 私、ハヤトが実践中の副業はこちら
・ お問い合わせ・メッセージはこちら
https://netsjob.livedoor.blog/zaitaku-fukugyo/
https://netsjob.livedoor.blog/fukugyo/
と謳う、今岡純一氏の「全自動TTPシステム」を検証します。
1.全自動TTPシステムの特徴
TTPはFXの自動売買システムであり、
テッテイテキニパクル、
から作った造語だと言います。
今岡純一氏は、
以前ゼウスというFX自動売買システムを販売していました。
価格は20万円でした。
その内容は、
MAM(Multi Account Manager)と呼ばれる手法を用いて、
プロトレーダーと自分の口座を紐付けして、
プロトレーダーのトレードがそのまま自分の口座でも実行される、
というものでした。
いわゆるコピートレードと呼ばれるものです。
今回のTTPも、
その言葉の由来から判断して、
ゼウスと同じコピートレードになると考えます。
つまり、
あなたはFX口座を開設するだけで、
あとはプロトレーダーな完全おまかせで、
ほったらかしにすることが出来る、
ことになります。
ただし、
ほったらかしにしたままで、
あなたの資金、利益がどんどん増えてゆくのか?
それともそうではないのか?
については、しっかりと精査してゆく必要があります。
ここでは、
参加、購入前に確認しておくべきこと、
注意しておくべきことなどについて、
お伝えしたいと思います。
2.「平均月利10%」の落とし穴
案内には、
・何もせずに、資金が3倍、9倍、27倍、100倍に増える。
・平均月利10%以上稼ぐ事ができる
と書かれています。
確かに、月利10%が確実であって、
それを複利で運用してゆけば、
資金はどんどん増えてゆきます。
ただしあくまで、
月利10%が確実であれば、という前提になります。
ここで注意しなければいけないのは、
「平均月利10%以上」という点です。
この「平均」というのはくせ者です。
毎月10%の利益であれば、
間違いなく平均月利も10%です。
しかし、例えば、
ある月:10%
次の月:-10%
その次の月:20%
でも、平均月利は10%になります。
このとき問題になるのは、
マイナスの月が存在することです。
そして、
月々のプラスマイナスの起伏が大きい場合には、
マイナスの月を耐え忍ぶことが困難にもなりかねません。
100万円が110万に増えた月の次に、
それが50万円にまで減ってしまった、
というような事態をイメージすることも必要です。
つまり、
「平均」という表現にはこのような落とし穴が
潜んでいる可能性もある、ということです。
ですので、
自動売買システムを評価するには、
「平均」の成績では不十分なのです。
公正な評価のためには、
次に示すような「資産曲線」を確認しなければなりません。

この図を見れば、
運用期間中に、資金がどのよに変化したのかが、
一目瞭然です。
途中でどれくらいマイナスが出るのか、
最終的にはどれくらいの利益が見込めるのか、
がはっきりとつかめます。
ちなみに図中のバックテストとは、
過去のデータを用いて行った単なる計算結果であり、
その計算で得られたロジックを実際に使って行ったのが、
フォワードテスト結果となります。
バックテスト結果が同じでも、
そのテストが適正であったなら、
図のEのようにフォワードテスト結果(実績)が得られますが、
そうでない場合には、Fのような期待に反する結果が得られます。
世に出回る多くの自動売買システムは、
バックテストは良いが、フォワードテスト・実績はダメ、
というものがほとんどだと言っても過言ではありません。
一例として、あるシステムの「資産曲線」を以下に示します。

バックテストではいい結果になっていますが、
フォワードテストはそれほどでもありません。
ですので、
TPPシステムについても、
この「資産曲線」の確認が大事です。
そうすれば、
「平均月利10%以上」の内容、中身がはっきりします。
3.コピートレードの注意点
コピートレードを行うには、
海外のFX口座を開設しなければなりません。
海外FX口座は、
日本の金融庁への登録義務がないので
日本の法律でさばくことができませんので、
いくつか注意しておかなければいけない点が存在します。
例えば以下のような点です。
・信託保全義務がない
日本の口座はその業者が経営破綻した場合でも、
顧客の資産は完全保証されますが、
海外業者はその保証はありません。
・突然の取引停止・出金拒否
FX業者の儲け分は、
主に顧客の損失からなります。
つまり、
個局が損した分だけ儲かるのです。
逆に、
顧客が設けると業者は損します。
ですので、
儲けすぎた顧客に対しては、
明確な理由もなく突然、
口座が凍結されて、それまでの利益を出金できなくなる
というようなトラブルが多発します。
特に、
多数の人が同じ自動売買システムを用いて、
それが多くの利益を出している場合です。
業者にはそれが丸見えとなります。
同じタイミングで、
多くの人が同時に利益を出す(損を出す)からです。
これが発覚した場合には、
ほぼ間違いなく口座は凍結される、
というのが一般に知られる現状です。
それに対する対策や、
現状などについても、事前に確認したいところです。
いずれにしても、
投資では自動ツールに頼るのは危険、
という考えも大事です。
ツールはいずれ使えなくなる時が来ます。
それはコピートレードでも同じです。
ロジックが通用しなくなったり、
システムに異常が発生したり、
ツール提供者や、
コピーさせてくれるトレーダーの事情が変化したり、
いろんなリスクがあります。
やはり、
自分で稼げるノウハウと力を身につけるのが
最も手堅い道だと思います。
・副業としての投資(株、FX他)で成功する方法
・FX投資で食べてゆくとは
・投資でメンタル(精神的スキル)が大事と言われる本当の理由
・FXで初心者が負ける理由と勝つ秘策
・負け続けた私がFXで勝てるようになったキッカケ
・FX自動売買ツール見極めのコツ
・FX自動売買ツールで勝てない理由
・ 私、ハヤトが実践中の副業はこちら
・ お問い合わせ・メッセージはこちら
https://netsjob.livedoor.blog/zaitaku-fukugyo/
https://netsjob.livedoor.blog/fukugyo/