・10万円~1億円以上の一撃収入
・毎月10万円~100万円以上の権利収入

と謳う、泉達也氏のW収入オーナーズテンプレートを検証します。

1.W収入オーナーズテンプレートの特徴


W収入オーナーズテンプレートの特徴は、
クラウドファンディングを利用した物販ビジネスだということです。

具体的な作業の流れは、

・海外のクラファンサイトで商品を選ぶ
・その担当者にメールでコンタクトをとる
・担当者と交渉し独占契約を締結する
・日本のクラファン市場に展開し収入を得る
・さらに販路を広げて継続的な収入を得る
・すべての作業にてコンシェルジュ指導してくれる

というものになります。

特に目玉となるのは、
専任のコンシェルジュが、
オーナー権利を受け取るところから、
すべての作業をサポートしてくれるので、
知識、経験、スキル、人脈、多額の資金は不要である
というところにあります。

さらに、
・コミュニティー参加:W収入オーナーズクラブ
・サポート期間:6ヵ月間
・募集人数:限定100名
・参加費:217,800円〜272,800円
となります。

参加者はほとんど何もすることなく、
楽に収入を得られるように受け取れますが
いくつかの落とし穴が潜んでいる可能性がありますので、
以下にそれをお伝えします。

2.「一撃10万円」の落とし穴


案内には、
・10万円~1億円以上の一撃収入
・毎月10万円~100万円以上の権利収入
と書かれています。

まず最初に確認しなければいけないのは、
「一撃収入」「権利収入」などが
あなたの手元に残る「利益」であるかどうかです。

物販の場合には、
多くの場合に「売上」=「収入」です。

しかし、売り上げるためには、
商品を仕入れたり、
コミュニティー参加費を支払ったり、
コンシェルジュ費用を支払ったりと、
様々な支出が必要となります。

「収入」からこれらを差し引いて、
いくらの「利益」が残るのかを
確認しなければなりません。

いくら、
・10万円~1億円以上の一撃収入
・毎月10万円~100万円以上の権利収入
が得られても、支出を考慮すると、
利益は殆ど出なかった、
というような落とし穴にハマらないように、
事前の確認が大事です。

3.実践者実績の注意点


案内には、
以下のような実践者の実績が紹介されています。

・岡本さん
→ 2,675,186円
→ 継続収入との合計500万円

・高橋さん
→ 2,946,440円

・中山さん
→ 3,152,542円
→ 継続収入との合計500万円

・松本さん
→ 5,999,688円

・清水さん
→ 8,326,390円
→ 継続収入との合計1,000万円

・武村さん
→ 10,922,400円

ここで注意しなければいけないのは、
これら全てが「売上」金額だということです。

上でもお伝えしましたように、
「売上」から「仕入代」「その他の経費」
を差し引いてはじめて「利益」が求まります。

案内で言うように、
「利益率30%」の裏付けを確認することが大事です。

その際には、
すべての支出を考慮する必要があります。

コミュニティー参加費、
コンシェルジュ費用などももちろん
考慮しなければなりません。

4.クラウドファンディング物販の注意点


クラウドファンディング・ビジネスに於いては、
以下のような問題も頻発しつつあります。

・支援金が使い込まれた
・提携企業が倒産して支援者への連絡が途絶えた
・商品の素材やデザインが予告なく変更された。

ここで注意しなければいけないのは、
問題が起きた場合には、
当事者同士で問題解決する必要があることです。

Amazonなどの物販ビジネスとの
決定的な違いは、参加する当事者同士で、
問題解決を図らなければならないことです。

提携先が海外を念頭に置いていますので、
その困難さは容易に想定できます。

言葉の壁に加えて、
商習慣の違いもあります。

このような点に関して、
W収入オーナーズクラブの
コンシェルジュがどこまでサポートしてくれるのか?
そのための費用はどうなるのか?
という点がポイントになります。

これまでにどんな事例があって、
それをどのように解決してきたのか?
それを踏まえたリスクがどの程度あるのか?
しっかりとした説明がなされるかどうかを
確認することも大事です。

ビジネスにはリスクが伴います。

メリットだけが宣伝されがちですが、
デメリットについて、どれほど詳しく説明されるかが、
そのプロジェクトの真価を判断する重要な根拠になると思います。

 

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