『参加者全員に1億円』
と謳う、koji kato 加藤浩二氏と大森淳弘氏の「全人類 年収1億円プロジェクト2019」を検証します。
ビジネスモデルはFXです。
「一攫千金プロジェクト」の再販案件です。
ネットビジネスでは、
「明らかな詐欺」
と認定されることを避けるため、
誇大ではあるけれど、
断定的ではない
「あいまいな表現」
「誤解しやすい表現」
が、たびたび用いられます。
そして、過去多くの初心者が、
「稼げなかった、だまされた」
と嘆く最大の原因は、
「あいまいで、誤解しやすい」
な表現を、
主観的な思い込みを持ってい
受け取ったことにありました。
こんな過去の事例を意識しつつ、
案内の表現を見て頂ければと思います。
まず最初に、
・プロジェクト参加者には、
全員に
1年以内に「1憶円」を
手に入れる方法をお伝えします。
と書かれた表現です。
ここで注意すべきなのは、
プロジェクト参加者全員に、
1年以内に「1憶円」が手に入る、
と書かれている訳ではないことです。
単にその方法を伝える
と言っているに過ぎません。
一流のアスリートになる「方法」
を知ったアスリートが、
誰でも一流になるわけではない
のと同じことです。
さらに、
・年収1億円で夢を叶えませんか?
の表現は疑問、呼びかけです。
単なるスローガンにも読めます。
また、
・誰もが1億円を手に入れる
前代未聞のプロジェクト
と書かれていますが、
この表現の主語と述語は曖昧です。
少なくとも、
そのプロジェクト参加者誰もが
1億円を手に入れる
と、受け取るのは危険です。
・仮想通貨バブルよりも稼げる
とも書かれていますが、
「稼ぐ」ことは必ずしも「利益を得る」
ことを意味するわけではありません。
例えば100万円を投資して、
決裁した結果80万円を得たのなら、
「80万円稼いだ」
ということができます。
実際には「利益」はないどころか、
20万円の赤字、であるのにです。
「稼ぐ」のは一時的に手にするもの、
「利益」は最終的に手元に残るもの、
と理解する必要があります。
ですので、稼げた、としても、
利益が残るかどうかが問題です。
案内に添付されている、
特商法に基づく記載には、
「本商品は必ずしも利益や効果を
保証したものではございません。」
と明記されています。
これは法律上何より優先されます。
案内文にどんな表現が用いられようと、
「利益や効果は保証されない」
ことに、ご注意ください。
今回のオファーは、再販になります。
前回は、第二話の動画で、
ビジネスモデルがFXであること
を明かしました。
その動画では、
・世界市場全体の値動きは、
・価値が上昇するものが55%、
・つまり半部以上の銘柄が
確実に上昇するということ
・なので買いだけに絞れば、
・100回勝負したうちの
55回は確実に勝てる
と言いました。
一見すると合理的に見えます。
しかしここでの論理には
致命的な欠陥が存在します。
それは、勝率が必ずしも
私益を意味しないことです。
たとえ勝率9割でも、
1割の負けがすべての利益を
飛ばしてしまうことは多いのです。
実際に投資で失敗すした人は
このような経験者が多いはずです。
つまり、大事なのは、
勝ち負けの回数よりも、
勝ち負けのトータルの差額です。
それによって
「利益」をいくら得るのか、
ということが大事なのです。
・上昇と下落の比率が65:35の注意点
加藤氏は、
FXではほかの市場に比べて
さらに上昇率が高く、
65:35になるので、
より上昇にかけるのが良い、
と言います。
しかし、
FXでも株式でも、
上昇は緩やかで、
下落は急激、
というのが一般的な常識です。
このように、
概して上昇はゆっくりなので、
時間軸で見た場合には確かに
上昇の確率は高くなります。
しかし、下落は一気に起こります。
この時に、上昇で得た利益を
すべて失わう人は多いのです。
また、不幸にして
下落の時点で開始した人は、
大きな損失を被ることになって
しまうのです。
統計データは大切なものですが、
その解釈は慎重に行うことが大事です。
・参加者の実績の注意点
20名の方がこのシステムは利用した
と言います。
全員が日利2%のペースで
利益を出しています、
と書かれていました、
2019年2月時点の
システム利用者の実績として、
スマホ画面とともに、
・791,133円の利益
・421,840円の利益
・200万円以上の利益
・2,359,293円の利益
と、たった1日で数十万円、
数百万円の利益が出ています、
と紹介されていました。
1万円の資金を日利2%で計算すると
1年後にはなんと、
約1373万円になります、
とも書かれていました。
しかし、
スマホの画像は簡単に
加工作図できるものですので、
この実績の裏付けとはなり得ません。
より確実な根拠と、
データを確認するのが大切で、
最終動画で語られた内容をご紹介します。
判明したのは、
加藤氏のFXシステムを使用するため、
1.立ち上がるコミュニティー名は
「オクリビトJAPAN」
2.入会費は198,000円
3.月額支払いだと8000円
となります。
問題は、この参加費が
その内容に見合ったものかどうかです。
それを知るため、
動画で語った加藤氏の言葉を
追ってみます。
コミュニティー入会し、
加藤氏のシステムを使用するのに
行う作業は、
まずはFXの口座開設です。
既に持っている人も、
加藤氏が指定する口座を
新たに作る必要があります。
次いで口座への
最低2万円の資金の入金が
求められます。
するとその後は、
平均日利2万円の速さで
資産が膨らむ
と言います。
そして、最後に、
無料のアプリMT4のダウンロード
を行うことになります。
以上要約した内容をお伝えしました。
しかし、加藤氏が語った、
より具体的な内容を
知っていただくのも大事です。
少し長いですが、
加藤氏が最終動画で語った内容を
次にご紹介します。
「世界で私しか知らない
FX のシステムを使える
コミュニティを立ち上げました」
「オクリビトジャパンです」
「メンバー全員今年から
オクリビトを
目指していただきます」
「メンバーだけが使えるシステム
を使って
仮想通貨よりも早く確実に
そして安全に
100万1000万1億円を
手にしていただきたい
と思います。その使用権利です」
「イメージとしては
毎日100円500円千円1万円
という細かい利益を1日に
何度も何度も積み上げていき
複利の力で毎日膨らませていく
ことが可能です」
「多い時だと1日に
15回ぐらいトレードするので
これ逆に大丈夫かなって
思っう人も出てくると思います」
「でも第2話でお伝えした通り
上昇傾向にあるのが65%
下降傾向にあるのが35%
との確実な傾向を利用して
稼げるロジックなのです」
「システムツール利用料
198,000円は、
銀行口座に一括振込の場合は
あなたのFX口座に3万円、
つまり僕があなたの投資金を
負担すると言うこと」
ここで注意しなければいけない事が
いくつかあります。
まずは、上でもお伝えした通り、
上昇傾向65%であるからと言って、
その方向に仕掛けることが
65%の確率で利益を生む
とは言えないことです。
上昇は緩やかで、
下落は急激なのが相場の常です。
人々の下落に対する恐怖が
そうさせるのです。
ですので、
65%上昇時に少しずつ得た利益は、
35%の下落時に一気に失われる、
それが勝てない人が90%以上いる
と言われる原因の一つです。
勝率よりも、
トータルの利益が大切だ、
ということの一つの証でもあります。
次に注意しなければいけないのは、
加藤氏のみ知るというFXシステムの
成績データが示されていないことです。
それを使って、
資金がどのように増えていくのか、
途中での増減はどの程度あるのか、
それが示されない限り、
198,000円の価値を持つのかどうかは
判断できません。
いくら、
最終的に利益が得られるとしても、
途中で大きな赤字に耐えて、
追加の資金投入が必要なら、
それを最後まで
使い続けられる人は限られます。
赤字が出た時点で
撤退する人がほとんど
となることが容易に想像できます。
ですから具体的なお金の流れ、
を知ることが大事なのです。
最後の表現である、
「銀行口座に一括振込されたら
あなたのFX口座に3万円」
とは、
いかにもあなたが得をするような
錯覚を与えかねない表現です。
これは、
その意図が分かりやすいケース
なのかもしれません。
しかし一般には
もっとその意図が掴めにくく、
誤って受け取ってしまいがちな表現が
多用されます。
それがネットビジネスの現状です。
十分ご注意ください。
オクリビトジャパンでは、
さらなるサービスが受けられます。
「3つのロイヤリティー」
と呼ばれる、
先着30名を対象としたものです。
サービスは次のようなものです。
1.先行者利益確定情報
様々な投資情報を
受け取れます
2.スペシャリスト養成プログラム
人脈、経験を手に入れられる
起業情報が得られます。
一つ一つが1億円達成のための
ツールになっている、
と言います。
3.会員費返金特約
オクリビトジャパンの返金です。
一1カ月たって
利益が出てこない場合
これが適応されます。
というのが加藤氏が語った内容です。
おそらくこれには
追加の参加費が必要になるはずです。
しかしいずれのサービスも
その内容は具体性に欠ける
曖昧なものでしかありません。
先行者利益確定情報や、
スペシャリスト養成プログラムが、
どのようにして利益を生むのか、
その裏付けを確認することが必要です。
また、返金特約は、
過去にそれが適用された例はごく稀です。
それは、
返金のための条件が厳しすぎ、
現実的でないケースがほとんどだったためです。
事前の確認が必要です。
・彼の持つ情報は
100%稼げると言われており
現に仮想通貨に一早く目を付け
仮想通貨で50億以上の資産を
築き上げた実績を持つ。
と紹介されている加藤氏です。
その加藤氏は昨年、
「参加者全員が100%収益発生」
「完全無料」と謳う、
「クリプトシェアコミュニティ」
を設立し、
これが最終的には、
ARBコインのプライベートセール
に発展しました。
そこでは、ARBコインを、
・10万円分
・20万円分
・30万円分
の中から選択販売することに
なりました。
しかしこのARBコインは、
2018年には
約2~10ドルで推移していたのが、
2019年2月以降は、
1ドルを割ってしまっている
というのが実態です。
投資にはリスクがつきものですし、
利益を得ることもあれば
損失を被ることもあるのは当然です。
しかし問題なのは、
「100%収益発生」という
誇大な表現もさることながら、
当時特商法に、
海外の住所が示されているだけで、
加藤氏の連絡先などは
示されていなかった、
ということです。
今回の
「一攫千金プロジェクト」は、
販売業者:合同会社アドバンス
東京都板橋区南常盤台1-11-6
メールアドレス
support@okuribito-japan2019.work
との記載はありますが、
代表者が誰なのか、
加藤氏はどのような役割、
責任を果たすのか、
が全く記されていません。
なかでも、
代表者名、連絡先の電話番号、
などは必須です。
何か生じた場合には、
連絡先に連絡が取れなければ、
それ以上対処のしようがありません。
会費だけ持ち逃げされて、
返金訴訟に至った事例は
たくさん存在します。
と謳う、koji kato 加藤浩二氏と大森淳弘氏の「全人類 年収1億円プロジェクト2019」を検証します。
ビジネスモデルはFXです。
「一攫千金プロジェクト」の再販案件です。
①『参加者全員に1億円』が不可能なワケ
ネットビジネスでは、
「明らかな詐欺」
と認定されることを避けるため、
誇大ではあるけれど、
断定的ではない
「あいまいな表現」
「誤解しやすい表現」
が、たびたび用いられます。
そして、過去多くの初心者が、
「稼げなかった、だまされた」
と嘆く最大の原因は、
「あいまいで、誤解しやすい」
な表現を、
主観的な思い込みを持ってい
受け取ったことにありました。
こんな過去の事例を意識しつつ、
案内の表現を見て頂ければと思います。
まず最初に、
・プロジェクト参加者には、
全員に
1年以内に「1憶円」を
手に入れる方法をお伝えします。
と書かれた表現です。
ここで注意すべきなのは、
プロジェクト参加者全員に、
1年以内に「1憶円」が手に入る、
と書かれている訳ではないことです。
単にその方法を伝える
と言っているに過ぎません。
一流のアスリートになる「方法」
を知ったアスリートが、
誰でも一流になるわけではない
のと同じことです。
さらに、
・年収1億円で夢を叶えませんか?
の表現は疑問、呼びかけです。
単なるスローガンにも読めます。
また、
・誰もが1億円を手に入れる
前代未聞のプロジェクト
と書かれていますが、
この表現の主語と述語は曖昧です。
少なくとも、
そのプロジェクト参加者誰もが
1億円を手に入れる
と、受け取るのは危険です。
・仮想通貨バブルよりも稼げる
とも書かれていますが、
「稼ぐ」ことは必ずしも「利益を得る」
ことを意味するわけではありません。
例えば100万円を投資して、
決裁した結果80万円を得たのなら、
「80万円稼いだ」
ということができます。
実際には「利益」はないどころか、
20万円の赤字、であるのにです。
「稼ぐ」のは一時的に手にするもの、
「利益」は最終的に手元に残るもの、
と理解する必要があります。
ですので、稼げた、としても、
利益が残るかどうかが問題です。
案内に添付されている、
特商法に基づく記載には、
「本商品は必ずしも利益や効果を
保証したものではございません。」
と明記されています。
これは法律上何より優先されます。
案内文にどんな表現が用いられようと、
「利益や効果は保証されない」
ことに、ご注意ください。
② 前回のオファーで判明した事実
今回のオファーは、再販になります。
前回は、第二話の動画で、
ビジネスモデルがFXであること
を明かしました。
その動画では、
・世界市場全体の値動きは、
・価値が上昇するものが55%、
・つまり半部以上の銘柄が
確実に上昇するということ
・なので買いだけに絞れば、
・100回勝負したうちの
55回は確実に勝てる
と言いました。
一見すると合理的に見えます。
しかしここでの論理には
致命的な欠陥が存在します。
それは、勝率が必ずしも
私益を意味しないことです。
たとえ勝率9割でも、
1割の負けがすべての利益を
飛ばしてしまうことは多いのです。
実際に投資で失敗すした人は
このような経験者が多いはずです。
つまり、大事なのは、
勝ち負けの回数よりも、
勝ち負けのトータルの差額です。
それによって
「利益」をいくら得るのか、
ということが大事なのです。
・上昇と下落の比率が65:35の注意点
加藤氏は、
FXではほかの市場に比べて
さらに上昇率が高く、
65:35になるので、
より上昇にかけるのが良い、
と言います。
しかし、
FXでも株式でも、
上昇は緩やかで、
下落は急激、
というのが一般的な常識です。
このように、
概して上昇はゆっくりなので、
時間軸で見た場合には確かに
上昇の確率は高くなります。
しかし、下落は一気に起こります。
この時に、上昇で得た利益を
すべて失わう人は多いのです。
また、不幸にして
下落の時点で開始した人は、
大きな損失を被ることになって
しまうのです。
統計データは大切なものですが、
その解釈は慎重に行うことが大事です。
・参加者の実績の注意点
20名の方がこのシステムは利用した
と言います。
全員が日利2%のペースで
利益を出しています、
と書かれていました、
2019年2月時点の
システム利用者の実績として、
スマホ画面とともに、
・791,133円の利益
・421,840円の利益
・200万円以上の利益
・2,359,293円の利益
と、たった1日で数十万円、
数百万円の利益が出ています、
と紹介されていました。
1万円の資金を日利2%で計算すると
1年後にはなんと、
約1373万円になります、
とも書かれていました。
しかし、
スマホの画像は簡単に
加工作図できるものですので、
この実績の裏付けとはなり得ません。
より確実な根拠と、
データを確認するのが大切で、
③前回オファー最終話の中身と危険性
最終動画で語られた内容をご紹介します。
判明したのは、
加藤氏のFXシステムを使用するため、
1.立ち上がるコミュニティー名は
「オクリビトJAPAN」
2.入会費は198,000円
3.月額支払いだと8000円
となります。
問題は、この参加費が
その内容に見合ったものかどうかです。
それを知るため、
動画で語った加藤氏の言葉を
追ってみます。
コミュニティー入会し、
加藤氏のシステムを使用するのに
行う作業は、
まずはFXの口座開設です。
既に持っている人も、
加藤氏が指定する口座を
新たに作る必要があります。
次いで口座への
最低2万円の資金の入金が
求められます。
するとその後は、
平均日利2万円の速さで
資産が膨らむ
と言います。
そして、最後に、
無料のアプリMT4のダウンロード
を行うことになります。
以上要約した内容をお伝えしました。
しかし、加藤氏が語った、
より具体的な内容を
知っていただくのも大事です。
少し長いですが、
加藤氏が最終動画で語った内容を
次にご紹介します。
「世界で私しか知らない
FX のシステムを使える
コミュニティを立ち上げました」
「オクリビトジャパンです」
「メンバー全員今年から
オクリビトを
目指していただきます」
「メンバーだけが使えるシステム
を使って
仮想通貨よりも早く確実に
そして安全に
100万1000万1億円を
手にしていただきたい
と思います。その使用権利です」
「イメージとしては
毎日100円500円千円1万円
という細かい利益を1日に
何度も何度も積み上げていき
複利の力で毎日膨らませていく
ことが可能です」
「多い時だと1日に
15回ぐらいトレードするので
これ逆に大丈夫かなって
思っう人も出てくると思います」
「でも第2話でお伝えした通り
上昇傾向にあるのが65%
下降傾向にあるのが35%
との確実な傾向を利用して
稼げるロジックなのです」
「システムツール利用料
198,000円は、
銀行口座に一括振込の場合は
あなたのFX口座に3万円、
つまり僕があなたの投資金を
負担すると言うこと」
ここで注意しなければいけない事が
いくつかあります。
まずは、上でもお伝えした通り、
上昇傾向65%であるからと言って、
その方向に仕掛けることが
65%の確率で利益を生む
とは言えないことです。
上昇は緩やかで、
下落は急激なのが相場の常です。
人々の下落に対する恐怖が
そうさせるのです。
ですので、
65%上昇時に少しずつ得た利益は、
35%の下落時に一気に失われる、
それが勝てない人が90%以上いる
と言われる原因の一つです。
勝率よりも、
トータルの利益が大切だ、
ということの一つの証でもあります。
次に注意しなければいけないのは、
加藤氏のみ知るというFXシステムの
成績データが示されていないことです。
それを使って、
資金がどのように増えていくのか、
途中での増減はどの程度あるのか、
それが示されない限り、
198,000円の価値を持つのかどうかは
判断できません。
いくら、
最終的に利益が得られるとしても、
途中で大きな赤字に耐えて、
追加の資金投入が必要なら、
それを最後まで
使い続けられる人は限られます。
赤字が出た時点で
撤退する人がほとんど
となることが容易に想像できます。
ですから具体的なお金の流れ、
を知ることが大事なのです。
最後の表現である、
「銀行口座に一括振込されたら
あなたのFX口座に3万円」
とは、
いかにもあなたが得をするような
錯覚を与えかねない表現です。
これは、
その意図が分かりやすいケース
なのかもしれません。
しかし一般には
もっとその意図が掴めにくく、
誤って受け取ってしまいがちな表現が
多用されます。
それがネットビジネスの現状です。
十分ご注意ください。
④『3つのロイヤリティー』に潜む注意点
オクリビトジャパンでは、
さらなるサービスが受けられます。
「3つのロイヤリティー」
と呼ばれる、
先着30名を対象としたものです。
サービスは次のようなものです。
1.先行者利益確定情報
様々な投資情報を
受け取れます
2.スペシャリスト養成プログラム
人脈、経験を手に入れられる
起業情報が得られます。
一つ一つが1億円達成のための
ツールになっている、
と言います。
3.会員費返金特約
オクリビトジャパンの返金です。
一1カ月たって
利益が出てこない場合
これが適応されます。
というのが加藤氏が語った内容です。
おそらくこれには
追加の参加費が必要になるはずです。
しかしいずれのサービスも
その内容は具体性に欠ける
曖昧なものでしかありません。
先行者利益確定情報や、
スペシャリスト養成プログラムが、
どのようにして利益を生むのか、
その裏付けを確認することが必要です。
また、返金特約は、
過去にそれが適用された例はごく稀です。
それは、
返金のための条件が厳しすぎ、
現実的でないケースがほとんどだったためです。
事前の確認が必要です。
⑤加藤浩二氏の過去の無料オファー
・彼の持つ情報は
100%稼げると言われており
現に仮想通貨に一早く目を付け
仮想通貨で50億以上の資産を
築き上げた実績を持つ。
と紹介されている加藤氏です。
その加藤氏は昨年、
「参加者全員が100%収益発生」
「完全無料」と謳う、
「クリプトシェアコミュニティ」
を設立し、
これが最終的には、
ARBコインのプライベートセール
に発展しました。
そこでは、ARBコインを、
・10万円分
・20万円分
・30万円分
の中から選択販売することに
なりました。
しかしこのARBコインは、
2018年には
約2~10ドルで推移していたのが、
2019年2月以降は、
1ドルを割ってしまっている
というのが実態です。
投資にはリスクがつきものですし、
利益を得ることもあれば
損失を被ることもあるのは当然です。
しかし問題なのは、
「100%収益発生」という
誇大な表現もさることながら、
当時特商法に、
海外の住所が示されているだけで、
加藤氏の連絡先などは
示されていなかった、
ということです。
今回の
「一攫千金プロジェクト」は、
販売業者:合同会社アドバンス
東京都板橋区南常盤台1-11-6
メールアドレス
support@okuribito-japan2019.work
との記載はありますが、
代表者が誰なのか、
加藤氏はどのような役割、
責任を果たすのか、
が全く記されていません。
なかでも、
代表者名、連絡先の電話番号、
などは必須です。
何か生じた場合には、
連絡先に連絡が取れなければ、
それ以上対処のしようがありません。
会費だけ持ち逃げされて、
返金訴訟に至った事例は
たくさん存在します。