100万円を5億円
と謳う、久保優太氏のKubo7を検証します。
株式投資案件です。
「Kubo7」は株式のスイングトレードです。
株のスイングトレードとは、
株を買ったり売ったりして、それを
数日から数か月保有するような取引方法です。
株を買うのは誰もが分かると思いますが、
持っていない株を売ることも出来ます。
それは「空売り」と呼ばれます。
そのカラクリは、
株の価格が下がると見た場合、
証券会社から1時的に株を借りておいて、
それを売る、という仕組みです。
たとえばその価格が期待通り下がって、
利益が出たら、その時点で、
その株を買い戻して、証券会社に返せばいいわけです。
ですので、株式投資では、
株価が下がっても上がっても、
つまり、価格の上下動のスイングを利用して、
どちらでも利益が得られることになります。
これに対する取引方法には、
・長期保有
・デイトレード
・スキャルピンクトレード
などが存在します。
長期法は、
その会社を信頼して、
文字通り、何年にも渡って保有するやり方です。
自社株などを長期に保有している人も多いと思いいます。
デイトレードは、
その名の通り、買ったり売ったりした株を、
次の日に持ち越さないで、
その日のうちに決済してしまう方法です。
日本の株式市場は、
欧米の、特にアメリカの株式市場の影響を強く受けます。
ですので、
日本の市場が終了しても、
日本の夜に始まるアメリカの市場で大きな変動があると、
翌日の株価が大きく変動してしまいます。
今日の時点で大きな利益がでていても、
明日の朝には大きな損失になってしまっている
ということが起こり得るのです。
そのリスクを避けるのが、
デイトレード、とも言えます。
また単に、
何度も売買チャンスを掴むことができるので、
より大きな利益にできる、と考える人もいます。
スカルピングとは、
デイトレードの期間をもっと短くしたものです。
数分単位で終わることもあります。
小さな利益を積み重ねてゆく手法です。
前置きが長くなりましたが、
スイングトレードである「Kubo7」は、
株における、
・出来高急増ランキングを見る
・値上がり率ランキングを見る
・上昇トレンドのチャートの形を探す
・その月、その年の「テーマ」を探す
・全体地合を見極める
・企業分析をする
・四季報の見るべきポイントを見る
ことに特徴があります。
株式は4,000近くの銘柄があるので、
上のような視点で銘柄を探すわけです。
上に「Kubo7」の特徴を示しましたが、
これを見る限り「王道」の株式売買手法に近い、
ということができると思っています。
ですのでこのような視点で、
株式投資を行っている人も多いと思います。
しかし、その人達がみな、
それで実際に「利益」を得ているか、
というと、そういうわけではありません。
勝ち組は5%以下と言われる世界です。
圧倒的に、損失を出している人が多いのです。
なぜなら、
出来高が急増したり、
値上がり率が高い株であっても、
そこが頂点であって、
買った途端に急落し始める、
というようなことがあるからです。
また、
上昇トレンドであっても、
それがさらに上昇するのか、
そこがまた頂点であり、
後は下ってゆくだけ、
になる可能性も常に存在します。
それに加えて、
相場状況を分析したり、
四季報などを頼りに企業分析するような
いわゆる「裁量」技術を身に付けなければなりません。
これには相当の労力と時間を要します。
ですので、
王道である良い手法=即利益
とはならない現状があります。
ちなみに久保優太氏は、
「Kubo7」の手法によって、
100万円を5億円に、
7年で資産500倍にした、
という実績を持っています。
ここで問題とすべきなのは、
この「Kubo7」の手法を用いて、
久保優太氏以外の人、
例えば教え子などが、
どのような実績を上げたのか
という点です。
上でもお伝えしたように、
「裁量」技術を身につけるには、
時間がかかりますし、個人差も生じます。
久保優太氏だから実現できたのであって、
それ以外の人にはとても困難だ、
ということがないことを確認しなければなりません。
それには、
久保優太氏以外の人の実績が必要です。
例えば、
何人の人がそれを実践したのか、
という点です。
そして、
その人達のうち、
初心者レベルの人がどのくらいいたのかも大事です。
実践者すべての人が、
相当の経験と知識を持っていた、
というのでは、そのデータは有効とは言えません。
そのような初心者が、
どれくらいの期間で、
どれくらいの利益を得ることが出来たのか、
それを確認することが、
「Kubo7」を評価する上で最も大事だと思います。
一見すごく見えるキャッチフレーズにも、
意外な落とし穴があることがありますので。
コロナ禍にあるにも関わらず、
現在、株価は好調に上昇しています。
日経平均株価もほぼ3万円です。
このようなときには、
株に関する情報が噴出してきます。
しかしこのようなときこそ
「気をつけなければいけない」
ともいわれます。
例えば、
強気相場は、
悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、
楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく
という名言があります。
つまり、
誰もが悲観し、
どこまで落ちてゆくのだろう、
と思うようなところで仕込んで、
誰もが、
今こそ株だ、と熱狂する中で
手仕舞いする、
のがプロフェッショナルだと言われます。
初心者は往々にして、
このようなプロ投資家の餌食にされがちです。
このような相場の特性を考慮し、
株式の手法を吟味、精査することが大事だと思います。
【参考】
・株式投資入門
・株式投資の始め方
・ネット証券会社の比較
・今すぐ使える投資テクニカル指標1(チャート・移動平均線)
・システムトレード入門2(逆張り手法とその改善-1)
・投資で失敗し続けた私が逆転できた方法
・最低なシニアが投資でやらかした最悪の失敗
・初心者が投資でなぜ勝てないのか?(プロスペクト理論)
・大口投資家が未熟な投資家をカモにするやり方?
・ お問い合わせ・メッセージはこちら
https://netsjob.livedoor.blog/zaitaku-fukugyo/
https://netsjob.livedoor.blog/fukugyo/
と謳う、久保優太氏のKubo7を検証します。
株式投資案件です。
1.Kubo7の特徴
「Kubo7」は株式のスイングトレードです。
株のスイングトレードとは、
株を買ったり売ったりして、それを
数日から数か月保有するような取引方法です。
株を買うのは誰もが分かると思いますが、
持っていない株を売ることも出来ます。
それは「空売り」と呼ばれます。
そのカラクリは、
株の価格が下がると見た場合、
証券会社から1時的に株を借りておいて、
それを売る、という仕組みです。
たとえばその価格が期待通り下がって、
利益が出たら、その時点で、
その株を買い戻して、証券会社に返せばいいわけです。
ですので、株式投資では、
株価が下がっても上がっても、
つまり、価格の上下動のスイングを利用して、
どちらでも利益が得られることになります。
これに対する取引方法には、
・長期保有
・デイトレード
・スキャルピンクトレード
などが存在します。
長期法は、
その会社を信頼して、
文字通り、何年にも渡って保有するやり方です。
自社株などを長期に保有している人も多いと思いいます。
デイトレードは、
その名の通り、買ったり売ったりした株を、
次の日に持ち越さないで、
その日のうちに決済してしまう方法です。
日本の株式市場は、
欧米の、特にアメリカの株式市場の影響を強く受けます。
ですので、
日本の市場が終了しても、
日本の夜に始まるアメリカの市場で大きな変動があると、
翌日の株価が大きく変動してしまいます。
今日の時点で大きな利益がでていても、
明日の朝には大きな損失になってしまっている
ということが起こり得るのです。
そのリスクを避けるのが、
デイトレード、とも言えます。
また単に、
何度も売買チャンスを掴むことができるので、
より大きな利益にできる、と考える人もいます。
スカルピングとは、
デイトレードの期間をもっと短くしたものです。
数分単位で終わることもあります。
小さな利益を積み重ねてゆく手法です。
前置きが長くなりましたが、
スイングトレードである「Kubo7」は、
株における、
・出来高急増ランキングを見る
・値上がり率ランキングを見る
・上昇トレンドのチャートの形を探す
・その月、その年の「テーマ」を探す
・全体地合を見極める
・企業分析をする
・四季報の見るべきポイントを見る
ことに特徴があります。
株式は4,000近くの銘柄があるので、
上のような視点で銘柄を探すわけです。
2.Kubo7の「7年間で5億円」の落とし穴
上に「Kubo7」の特徴を示しましたが、
これを見る限り「王道」の株式売買手法に近い、
ということができると思っています。
ですのでこのような視点で、
株式投資を行っている人も多いと思います。
しかし、その人達がみな、
それで実際に「利益」を得ているか、
というと、そういうわけではありません。
勝ち組は5%以下と言われる世界です。
圧倒的に、損失を出している人が多いのです。
なぜなら、
出来高が急増したり、
値上がり率が高い株であっても、
そこが頂点であって、
買った途端に急落し始める、
というようなことがあるからです。
また、
上昇トレンドであっても、
それがさらに上昇するのか、
そこがまた頂点であり、
後は下ってゆくだけ、
になる可能性も常に存在します。
それに加えて、
相場状況を分析したり、
四季報などを頼りに企業分析するような
いわゆる「裁量」技術を身に付けなければなりません。
これには相当の労力と時間を要します。
ですので、
王道である良い手法=即利益
とはならない現状があります。
ちなみに久保優太氏は、
「Kubo7」の手法によって、
100万円を5億円に、
7年で資産500倍にした、
という実績を持っています。
ここで問題とすべきなのは、
この「Kubo7」の手法を用いて、
久保優太氏以外の人、
例えば教え子などが、
どのような実績を上げたのか
という点です。
上でもお伝えしたように、
「裁量」技術を身につけるには、
時間がかかりますし、個人差も生じます。
久保優太氏だから実現できたのであって、
それ以外の人にはとても困難だ、
ということがないことを確認しなければなりません。
それには、
久保優太氏以外の人の実績が必要です。
例えば、
何人の人がそれを実践したのか、
という点です。
そして、
その人達のうち、
初心者レベルの人がどのくらいいたのかも大事です。
実践者すべての人が、
相当の経験と知識を持っていた、
というのでは、そのデータは有効とは言えません。
そのような初心者が、
どれくらいの期間で、
どれくらいの利益を得ることが出来たのか、
それを確認することが、
「Kubo7」を評価する上で最も大事だと思います。
一見すごく見えるキャッチフレーズにも、
意外な落とし穴があることがありますので。
3.株式投資の注意点
コロナ禍にあるにも関わらず、
現在、株価は好調に上昇しています。
日経平均株価もほぼ3万円です。
このようなときには、
株に関する情報が噴出してきます。
しかしこのようなときこそ
「気をつけなければいけない」
ともいわれます。
例えば、
強気相場は、
悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、
楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく
という名言があります。
つまり、
誰もが悲観し、
どこまで落ちてゆくのだろう、
と思うようなところで仕込んで、
誰もが、
今こそ株だ、と熱狂する中で
手仕舞いする、
のがプロフェッショナルだと言われます。
初心者は往々にして、
このようなプロ投資家の餌食にされがちです。
このような相場の特性を考慮し、
株式の手法を吟味、精査することが大事だと思います。
【参考】
・株式投資入門
・株式投資の始め方
・ネット証券会社の比較
・今すぐ使える投資テクニカル指標1(チャート・移動平均線)
・システムトレード入門2(逆張り手法とその改善-1)
・投資で失敗し続けた私が逆転できた方法
・最低なシニアが投資でやらかした最悪の失敗
・初心者が投資でなぜ勝てないのか?(プロスペクト理論)
・大口投資家が未熟な投資家をカモにするやり方?
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https://netsjob.livedoor.blog/zaitaku-fukugyo/
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