市場規模7兆円
巨大プラットフォーム利益から20％が毎月分配される

とうたう、NFT Casino Owner（オンラインライバーカジノ）を検証します。

１．NFT Casino Owner（オンラインライバーカジノ）の特徴

本件は、ネット上で出来るオンラインカジノへ投資するという案件です。

そのオンラインカジノが「オンラインライバーカジノ」で、
それを運営するのがNFT Casino Ownerとなります。

この「オンラインライバーカジノ」に投資することで、
それが上げる利益の20％が収益となる、といいます。

ただし「オンラインライバーカジノ」は開発が予定されている、
という段階です。

また、
この開発のための、
カンボジア拠点のカジノ店舗、
「The New Venetian Casino＆Resorts」
との提携が決定された段階にある、とも言います。

 

ところで、「NFT」については、
こちらの解説をご覧いただければと思いますが、
簡単に言えば、価格のついたデジタルデータ、と思ってもらえると良いと思います。

デジタルデータとしては、例えば、2021年、
デジタルアーティストのBeepleが作成したNFTアート
「The First 5000 Days」が有名で、
これは6,940万ドル（当時レートで約75億円）で落札されました。

 

また、「オンラインカジノ」と聞くと、
「給付金4630万円の誤送金事件」、
が皆さんの記憶にあたらしいところかと思います。

この事件を引き起こした24歳の男性が、
「オンラインカジノで使い果たしたからお金は返せない」
と言っていたのが印象的でした。

このオンラインカジノは、
オンラインのコンピュータ上で、
リアルのカジノと同じような賭けゲームが行えるものです。

そこでも、
「ルーレット」「ブラックジャック」「バカラ」などが人気です。

日本においてカジノ賭博は禁止されていますが、
オンラインカジノだと実際に海外のカジノに行かなくても、
日本で家にいたままゲームできるのが特徴です。

これに対しては、今の所明確な法規制はありません。

ただしグレーであることには注意が必要です。

ところでオンラインカジノを始めるにはまず、
「ベラジョン」「エルドア」などの海外業者への入金が必要です。

日本からのお金の出し入れは、
問題はなく行われているようです。

 

ここでは、
現時点で注意しておくべきポイントや、
確認すべき点などについてお伝えしたいと思います。

２．「20％利益」の落とし穴

案内には、
市場規模7兆円
巨大プラットフォーム利益から20％が毎月分配される
と書かれています。

しかし上でもお伝えしましたように、
投資対象の「オンラインライバーカジノ」は、
現在開発段階にあり、提携企業との具体的な提携内容も不明です。

つまり現時点では、
このプロジェクトで利益がどのくらい出るのかは不明だ、
と考えるのが自然です。

場合によっては赤字の可能性も考える必要があるかもしれません。

ですので、まずは、
「20％の利益」がいくらになるのか、
その根拠はどんなものなのか？を確認することが必要です。

場合によっては赤字の可能性もありますので。

 

３．参加の前の要確認事項

（１）参加者の毎月の利益金額はいくらか

NFT Casino Ownerに参加した初心者が
毎月いくらの利益金額を得ているのかを
確認することが重要になります。

大事なのは、
主催者や、経験者の実績の利益ではありません。

それらはあまり参考にならないことが多いです。

経験者にはできても、
一般の初心者には困難なことも多いです。

ですので、あくまで、あなたと同じような初心者が、
いくらの利益をあげているかが問題です。

しかもその利益は、
単発のものでは意味がありません。

継続してどれくらい稼げているのか、
つまり毎月どれくらいの利益を得ているのかが大事です。

（２）具体的な投資内容とそのお金の動き

毎月の利益金額だけでなく、
その金額を得るまでのお金の動きが重要になります。

どんなビジネスでも、調子のいいときと悪い時があります。

特に、調子の悪いときにどれだけ利益をあげられるのか、
あるいはどれだけ赤字になる可能性があるのか、
それを知ることが大事です。

これが「お金の動き、増減の変化」です。

それぞれの取引ごとのお金の動き次第で、
プロジェクトの善し悪しが決まります。

（３）何人の参加者がいるのか

NFT Casino Ownerに参加した人が何人いて、
そのうちの何人の初心者が、
毎月いくらの利益を得ているのか、
を確認することが重要になります。

たくさんの参加者がいて、
たくさんの人が毎月利益を
得られていればそのプロジェクトは
優れたものであるといえます。

そのため、たくさんの参加者が
毎月安定的にいくらの利益金額を
得ているのかを確認することが重要になります。

特にその割合です。

たとえ100人が成果をあげていても、
参加者が1万人なのであれば、
わずか1割の人しか成果を上げていないことになります。

参加者の中で多くの初心者の人が、毎月安定した利益を得られて
いれば、そのプロジェクトは再現性が高く優れているといえます。

この再現性の確認がとても大事です。