安定収入でまずは年収1000万円

と謳う、田口唯斗氏の年収1000万円自動収益プロジェクトを検証します。



 



ビジネスモデルは輸出無在庫転売となるようです。



 

田口唯斗氏の「利益」の定義に関する注意点



田口氏は昨年、

『あなたを確実に年収1000万円に到達させる』

と謳う「年収1000万円育成講座」を販売していました。



 



今回の年収1000万円自動収益プロジェクトは、その再販になると考えられます。



 



そこで、

「年収1000万円育成講座」の案内で、

注意すべきと思われた点について、参考のためここにお伝えしたいと思います。



 



案内では、商品の画像とともに、

次のような販売実績が示されていました。



・腕時計カシオG-SHOCK

販売価格:11327円

仕入れ価格:5400円

差額:6267円



・ 時計グランドセイコー

販売価格:10792円

仕入れ価格:3500円

差額:7292円



・怪獣王シリーズ ゴジラフィギュア

販売価格:9964円

仕入れ価格:3935円

差額:6029円



・コカコーラ 看板

販売価格:17604円

仕入れ価格:3999円

差額:13605円



・ ベビーメタル

販売価格:10197円

仕入れ価格:4300円

差額:5897円



・トイ・ストーリー

販売価格:10583円

仕入れ価格:3500円

差額:7292円



・ナルト グッズ

販売価格:10792円

仕入れ価格:3455円

差額:7128円



以上をご覧いただければわかるように、

示されているのはすべて、

「販売価格」と「仕入れ価格」の「差額」です。



 



しかしビジネスで最も大切なのは、

販売価格と仕入れ価格の「差額」ではなく、

いくら「利益」が得られたのか、です。



 



その「利益」を求めるには、

ここに示された「差額」から、

・梱包費用

・発送費用

・材料費

・外注費

・プラットフォーム手数料

・販売手数料

・税金などのその他の経費

を差し引かなければなりません。



 



ですので、

ここに示された販売実績だけでは、

「利益」を生んだのかを知ることができません。



 



ひょっとすると赤字だったのかもしれないのです。



 



このことに十分注意して、

最も大切な「利益」がどうだったのか、

確認を取る必要があります。



 

田口唯斗氏の年収1000万円プロジェクトの注意点



販売実績の画像を見ると、

仕入れは「円」で、

販売は「ドル」や「ポンド」で

行われていることがわかります。



 



また田口氏は、



・あなたを確実に

年収1000万円に到達させるため、

10個の特典を用意しました



・50万円で販売していたパッケージ

全5回年収1000万円育成講座

収益自動積み上げツール&使い方講座

利益を狙い撃ちツール「TARGET M」

を無料プレゼントします。



といいます。



 



つまり、ツールを使っての

輸出転売の可能性が高いと推定できます。



 



ツールや自動化は一般に、

有在庫転売には向きません。



 



有在庫転売だと、

必ずあなたの家を経由して、

在庫管理や発送作業が行われる必要があるからです。



 



無在庫販売だと、

それもなく、全て手離れで、

自動化することが可能です。



 



しかし、

無在庫の輸出転売には

大きなリスクも存在します。



 



例えば、言葉の壁です。



 



無在庫輸出販売は、

日本国内よりも大きな頻度で

トラブルが発生します。



 



輸送環境が日本に比べて悪いため、

途中で商品がキヅづくこともしばしばです。



 



そしてまた、相手に届く前に

盗難に合う、ことも珍しくありません。



 



また有在庫と違って、

受注から発送までの時間がかかります。



 



納期遅れなどのクレームも発生します。



 



このような場合には、

顧客からのクレームへの対応が

必要になります。



 



グーグル翻訳が進化してきたとはいえ、

クレーム対応などはデリケートな

やり取りが必要で、

翻訳に頼るだけでは不十分です。

誤解がさらなるクレームに発展するケースもあります。



 



最悪は、プラットフォームからの

ペナルティ「アカウント停止」

が待ち受けています。



 



そうなると、

そこであなたのビジネスも

おしまいになってしまいます。

よく販売サイトとして使われる

プラットフォームebayなどは、

極度の買い手重視です。



 



売り手に落ち度がない場合、

例えば買い手が不在で

商品がどどかず、

それが日本に返送されたとします。



 



この場合でも、

発送の費用はもちろん返ってきませんし、

場合によっては返送費用すら

売り手の負担になります。



 



これは、

輸出転売のリスクの一部に過ぎません。

この他にも色々なリスクが存在します。

田口氏がセミナーでそれらについて

どう説明し、どういう対策を考えているのか

しっかりと確認することが大事です。



 

ツール TARGET Mの注意点



田口氏はセミナー参加者に、

・収益自動積み上げツール&使い方講座

利益を狙い撃ちツール「TARGET M」

を紹介、無料提供してくれます。



 



しかしこのツールは

「完全自動販売ツールライト版」

だといいますので、

正規版が販売されることは間違いありません。



 



通常、ライト版では、

正規版の機能を十分評価することはできません。

つまり、正規版を使ってみない限り、

田口氏の手法の評価は困難なのです。



 



そこで、

田口氏の手法を正当に評価し、

参加するかどうかを決断するには、

次のようなデータが必要です。



 



これまでに、

「TARGET M」を実践した人が何人いて、

どれくらいの元手で始めて、

どれくらいの期間で、

いくらの利益を実現したのか、

というデータです。



 



また、

途中で利益がどう変化したのか

大きく悪化することはなかったのか

赤字になることはなかったのか

なの、お金、「利益」の変化を

知ることも大事です。



 



それらが示されない限り、

多くの人は赤字で途中撤退しており、

成功した人はごく一部だけで、

その人達も途中で赤字を抱えた時期があった、

という可能性も否定できません。



 



ライト版が使えるのは大きなメリットです。



 



しかし上にお伝えしたような

落とし穴が潜んでいる可能性にも、

十分ご注意ください。



 

再度「利益」についての注意点



以前の田口唯斗氏の、

年収1000万円育成講座の案内では、

・この企画に参加された方を

全員稼がせることを誓います。

・絶対稼がせます!

と書かれています。



 



しかし注意しなければいけないのは、

転売において「稼ぐ」というのは、

必ずしも「利益を得る」ことを意味しない

ということです。



 



どう言うことかといいますと、

転売は、商品を仕入れて、

それを販売することで「利益」

を得るのが目的です。



 



ところが、商品が売れると、

それで得たお金は「稼いだ」

と言われます。



 



最も大事な「利益」は、

その時の商品販売額、

つまり「稼いだ」お金から、

・仕入れ費用

・梱包費用

・発送費用

・その他の経費

を引かなければ求まりません。



 



いくら稼いだとしても、

かかった経費によって利益は変動します。

場合によっては

赤字になる可能性さえあるのです。



 



つまり、

田口唯斗氏がいくら

「1000万円の稼ぎ」を約束してくれても

それが利益になる保証はありませんし、

成功につながるわけでもないのです。



 



このような、表現上のカラクリにも

十分注意することが大事です。



 



※参考記事

● eBayで輸出・無在庫転売を始めるときの注意点

● eBayで輸出・無在庫転売を始めるための基礎知識

● eBay高額塾参加者の内部告発、悲痛な声を公開



 



 



https://netsjob.livedoor.blog/fukugyo/



 



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