英語学習に暗記は必要ありません

と謳う、坪田充史氏と船ヶ山哲氏の 暗記しないEnglish を検証します。



 

1.坪田充史 暗記しないEnglishの危険な落とし穴



案内には、

英語学習に暗記は必要ありません

と書かれています。



 



しかし、

一切何も暗記しないで英語が学習出来る

と言っているわけではありません。



 



案内にも、

これまで学校で教えられてきた暗記というのは、

良い点数を取るためには、有効かもしれませんが、

会話には一切、影響を与えないということです。

と書かれています。



 



あくまで、

「学校で教えられてきた暗記」

が必要ないと言っているに過ぎません。



 



英語学習に「暗記」は必須です。



 



少なくとも、英語の単語を覚えなければ、

相手の言っていることが理解できません。



 



例えば以下に、

本案内にある文章の一部を取り上げてみます。



 

あなたが今後、英語を本気でマスターし、

外国人と楽しく会話を楽しみたいと願うなら、

この際暗記はすべて忘れることです。



なぜなら、

暗記することと外国人と英語で会話を楽しむことは別問題であり、

暗記などせずとも楽しく会話することは可能です。



これは、小さな子供を見れば一目瞭然です。

正直、単語の数で比べたら、我々の10分の1にも及びません。



にも拘らず、海外に住む子供たちは、楽しくお父さんやお母さんと会話しています。

これが紛れもない真実です。



ということは、これまで学校で教えられてきた暗記というのは、

良い点数を取るためには、有効かもしれませんが、

会話には一切、影響を与えないということです。


 



この文章はとても平易な文章です。



 



小学校の低学年生でも容易に理解できる文章です。



 



これをグーグル翻訳してみると以下のようになります。



 

You will master English seriously from now on,

If you want to enjoy conversation with foreigners,

In this case, remember all your memorizations. Because

Memorizing and enjoying conversation with foreigners in English are different issues.

It is possible to have a fun conversation without memorizing.

This is obvious when you look at a small child.

To be honest, the number of words is less than one-tenth of ours.

Nevertheless, children living abroad have fun talking with their dad and mother.

This is unmistakable truth.

So, the memorization that has been taught in school until now,

It may be useful to get a good score,

It has no effect on the conversation.


 



ここで使われている単語は比較的簡単なものですが、

多くの人が、習った記憶はあるが忘れてしまっている

と思われる単語やフレーズも見られます。



 



例えば、



・seriously

・from now on

・In this case

・Memorizing and enjoying conversation with foreigners

・It is possible to have a fun

・To be honest

・unmistakable truth

・living abroad

・no effect

・one-tenth

・the number of words

・less than



などなど、けっこう難しいかも知れません。



 



少なくともこれらの単語やフレーズは、

暗記し直さなければ、上の簡単な文章すら理解できないのです。



 



特商法に基づく記載には、



「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、

必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」



と明記されています。



 



「暗記」の意味、程度をど受け取るのかについては、

「個人差がある」と言っているのです。



 



学校でのような「暗記」は必要ないが、

脳科学に基づいたより効率的な「暗記」法が存在し、

それを学べるのかも知れません。



 



ただし、

「効果は保証しない」

とも明言していることにご注意ください。



 

2.坪田充史 暗記しないEnglish「完全無料」の注意点



案内には、

今回、このセミナーを主宰する我々も日本復興を目的としていますので

「完全無料」で、このオンラインセミナーは開催させていただきます。

と書かれています。



 



無料で受けられるセミナーですので、

参加されるのはいいことだと思います。



 



しかし、

この無料セミナーの後には必ず、

有料のスクールや塾の案内があるはずです。



 



そのときには、

今一度上にと伝えしたことを思い出していただき、

・必要ない「暗記」がなんであり

・必要な「暗記」は何なのか

・効果を発揮するにはどれくらいの時間、期間、努力が必要か

・その効果は、日常会話が出来る程度なのか

・もっと複雑な会派が出来る程度なのか

・映画が字幕なしで理解できる程度なのか

などをしっかり確認することが大事です。



 



その上で、それに見合った支払い料金であるかどうかを

確認する必要があります。



 

3.坪田充史氏の実績と信頼性



案内には以下のような略歴とプロフィールが示されています。

安倍総理・コロンビア大統領通訳

プレデンシャルスペイン語アカデミー校長

株式会社アルコJM 代表取締役

株式会社アルコトレーディング 代表取締役

アマゾン20部門1位獲得



その経験を活かし、世界のエリートだけが知っている世界最先端の語学習得法を教える

プレジデンシャルアカデミーを立ち上げ、

わずか1年半で、日本全国はもちろん世界13カ国で700人以上が学ぶほどに広がり、

22歳から83歳までの幅広い人たちに対し、外国語を最速で学び、そのスキルを使って世界を飛び回りながら、

お金と時間を自由にできる方法を教えている。


申し分のない実績と信頼性だと思います。



 



しかしこの実績だけでは、例えば、



中学の英語すら忘れてしまったシニアが、

どれくらい学習すれば東京オリンピックに訪れた、

海外からのお客さんを案内することが出来るのか



といった学習効果を知ることはできません。



 



無料のオンラインセミナー受講後、

次のステップに進むにあたっては、

このあたりの具体例や実績を確認することをオススメします。



 



※参考記事

● ノウハウ・コレクター、意外な落とし穴とその回避策(英会話編)

● 坪田充史 X 船ヶ山哲 オリンピアイングリッシュ「3ヶ月で語学を習得」の落とし穴





 



 











 



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