なにか伝えたい事があるのに、
それがなかなか相手に伝わらない、
理解してもらえない、
といったことがよくあります。

ビジネスにおいてもそうですし、
家庭内においてもそうですね。

7つの習慣で著者が言うのは、
相手に理解してもらうためには、
まず相手を理解することが大切だ、
ということでした。

またそれには、
相手を思いやるという気持ちに加えて、
いくつかのテクニックも必要だということも学びました。

理解してもらうためまず相手を理解することができたら、
次には自分を相手に理解してもらうことが必要になります。

この両方が出来て初めて、
「win-win」の関係が築けるわけですから。

そして著者はさらに、
自分を相手に理解してもらうのにも、
「勇気」が必要(キモ)だとも言います。

前にもお伝えした例えになりますが、
ビジネスの場において、
値下げを望む顧客の事情を思いやり理解することは大切です。

しかし相手の値下げ要望をまるごと飲んでしまっては
それはビジネスとは言えません。

こちらとしては出来る限り高い価格で
買ってもらいたいわけですから。

するとこちらを理解してもらうには、
相手が聞きたくないことを伝えなければなりません。

それは「勇気」のいることです。

なぜならそこには必ず摩擦が生じるからです 。

その摩擦を受け入れて乗り越えるための「勇気」が必要だ、
というわけですね。

自分の主張をしっかり主張して、
相手にも自分を理解してもらえなければ
win-win の関係とは言えません。

ただし、単に勇気をふるうだけではダメで、
いくつかのテクニックが必要だ、と著者は言います。

著者はプレゼンテーションを例にとり、
この伝え方のテクニックについての
ヒントを紹介してくれます。

そのエピソードの設定は、
ある大学の〇〇学部の B教授による
著者への相談の場面から始まります。

「私の研究テーマは主流でないため研究費が下りないんだ」

と、B教授。

それに対して著者はこう言います。

「なるほど君の研究の重要性はわかる。
まずは〇〇学部の立場を、彼ら以上に説明することだ。
そして君が深く理解していることを示すこと。
その後で君の要求の合理性を論理立てて説明してみることだ」

こうして B 教授と著者は、プレゼンの練習を繰り返しました。

そしていよいよB 教授のプレゼンテーションの時です。

「まず〇〇学部の現在の研究を目標と、
私の要望に対するA部側の不安を、
私自身が理解しているかどうか確認させてください」

と切り出します。

すると、
相手の立場に対する B 教授の深い理解と敬意が
相手に伝わります。

そして最後には

「研究費を出しましょう」

という回答を獲得できます。

著者は、
相手に自分を理解してもらうためには
まず相手を理解することが大事なのだが、
理解したということを相手に伝えることがもっと大事だ、
と言うのです。

確かにその通りですよね。

いくら相手を理解しても
それが相手に伝わらなければ
その次のステップには進めません。

ただ上のエピソードのように
いつもプレゼンテーションの場が
設定されるとは限りません。

またいつも準備期間を設けることができるわけでもありません。

著者の言うことが頭では理解ができても、
日常のいつもの場面ですぐに対応できるわけではないかもしれません。

著者はそのために、
今すぐ練習すべきだと言います。

誰かと話すときも自叙伝を一度棚上げして、
誠意をもって理解する努力をしてみること。

相手の心を感じ取り、
相手のの痛みを感じ取る努力をするというのです。

そしてエピソードにもあったように、

「こう私は理解しているが、それは正しいでしょうか」

と問いかけができると、
次に進むのも容易になるのだと言います。

この言葉はとても大事な言葉だと思います。

たとえこの言葉を相手に発するのでなくても、
常に自分の心の中で問いかけることはできます。

「質問の仕方の大切さ」

は色んな所で言われます。

しかしそんな質問の仕方の中でも、
この質問は特に効果のある、
大事な質問なのではないかと思います。

「こう私は理解しているがそれは正しいのか」

これは人と対するばかりでもないですよね。

自分に問いかけるべき質問でもあります。

思い込みというのはよくあることです。

私の場合、
理解していると思っても、
実は理解していない、
と言うことは日常茶飯事です。

それだけに、
常に自分に問いかける習慣を身につける
ことの大切さを痛感します。

早速ここで私も自分に問いかけてみます。

「今日ここでお伝えしたことは
本当に私が理解したことなのか?」

すると少しだけ懸念が湧いてきます。

私は投資の失敗が原因で
心の病のは患った経験があります。

そんな状態にあるとき、まず相手を思いやり
感情移入することにより相手を本当に理解する
そんなことができるのだろうか?

心の病ほどひどくない状態でも
疲れたときや滅入っている時に
そんな対応ができるのだろうか?

普段の訓練があれば
多少は対応ができるかもしれません。

でもやはり私には自信がありません。

「衣食足りて礼節を知る」

が現実的のように思えます 。

ですのでまずは、自分の心を安定させることですよね。

シニア世代になると色々な悩みが尽きません。

親など家族の介護などの大きな悩みの一つであります。

しかしお金があると解決できる悩みは多いのも実情です。

このお金の問題を克服することが、
自分の心を安定させる土台になると思うのです。

心の病を患うことでどん底を見ました。

でも今は継続的な収入を得る道を見つけ
ようやく心の安定を得ることができた気がします。

希望を持って生きられますし、
多少余裕を持って人を思いやることもできます。

こんな土台を築くことができて
本当に幸運だったと思っています。

 

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