ハヤトです。



・奇跡の副業投資

・4か月後には2400万

と謳った、吉田健史「ノックアウトオプション」を

IG証券のデモ口座で試しました。



今回その結果をお伝えいたします。



これまでお伝えしてきた7件の関連記事はこちらです。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

①奇跡の副業投資 月利700%に潜む致命的欠陥を暴露

②奇跡の副業投資 吉田健史 勝率100%の危険な罠を暴露

③吉田健史 ノックアウトオプション の可能性とリスク

④吉田健史 ノックアウトオプションの危険な落とし穴

⑤吉田健史 ノックアウトオプション 第4話に見る危険性

⑥吉田健史 ノックアウトオプション Q&A

⑦ノックアウトオプション・参加者の声

⑨IG証券デモ口座米国雇用統計での実践(勝ち!)

①試して分かった大きな落とし穴。



吉田氏が紹介した

「ノックアウトオプション」は、

これまでのFXや

バイナリーオプションにない、

ユニークかつ魅力的な一面を持ちます。



それは、吉田氏によると、

・レバレッジが約1000倍

・大きく値が動くイベントを狙って

そのタイミングで仕掛ける。

・ノックアウト価格(逆指値)

を入れると、スリップなしに

必ずそこで決済される。

・なので、イベント時の

急落、急上昇でも

リスクは低く抑えられる。

・さらに上昇、下落に対して

両張りのノックアウト価格

を入れることで、

100%の勝率も狙える。

と言うものでした。



関連記事でもお伝えしましたが、

無料でIG証券はデモ口座が作れ、

ノックアウトオプションが

体験できます。



それを用いて、

比較的大きなイベントと言える、

アメリカの

ISM製造業景況感指数

発表のタイミングで

デモトレードしてみました。



エントリ―は、

発表直前の22:50です。



その時のドルは約108.30円でした。



とりあえずブル(上昇)を

狙い、ノックアウト価格を

設定しました。



問題なのは、その価格です。



108.30円に最も近い価格、

つまり、掛け金が

最も少なくて済む価格は、

106.70円だったのです。



その状況を下の図に示します。







この図は、

23:15くらいに撮った図です。



ISM発表直後に

0.1円ほど急上昇しましたが

その後はしばらく

もみ合ったままです。



この図を見てもお分かりのように、

設定できるノックアウト価格は

値動きの位置から

はるかか彼方にあります。



それが106.70円です。



この時の必要掛け金は

約16,000円でした。



吉田氏とカツ氏の話では、

掛け金1000円から、

レバレッジ1000倍で、

と語られていました。



確かに平時はそうです。



しかし狙うべきイベント時には

状況は全く異なる、

ことが判明したのです。



つまり、

大きく値が動くイベントの直前には

必要掛け金は、

1000円よりはるかに大きく、



レバレッジは、

1000倍よりはるかに小さくなるのです。



今回は、

最小掛け金は約1.6万円で、

レバレッジは、

100万円(10万通)÷1.6万円

=約62.5倍

となったのです。



これは

IG証券にとってみれば

当然の措置だと思います。



一気に大きく値が動く

と予想される相場イベントです。



1000円の元手で、

大きく稼がれたのでは

IG証券にとっては

大きな痛手です。



元締めが損しない

仕組み作りは当然です。



今回これで、

実際にブル(上昇)と

ベア(下落)の両張りしていれば

どちらかのノックアウト価格に

引っかかり、

利益が出るまでには

相当の時間が必要と思われます。



途中であきらめて、

両方のポジションを

同時に決済しても

スプレッド分だけは

損してしまいます。



しかし、

吉田氏のプロジェクトに

参加された方の中には、



あらかじめ

このような事実を知っていたら



参加を決断されなかった方が

いたかもしれません。



今回の吉田氏、およびカツ氏や

クロスリテイリング社の案内が、

誇大表現、説明不足、

と言われても仕方ないと思います。

②参加者した人たちの声



前回は実際に吉田氏の

「ノックアウトオプション」

に参加された方の声を

ご紹介しました。



その内容は、



吉田氏と、

同じようなタイミングで

エントリーできるには

必死に1年以上勉強しても

無理、



と言ったものです。



ですので、

上の私の実践例も、

所詮は素人のお遊び、

程度に過ぎないのかもしれません。



相当な学習を積めば

もっと良いタイミングが

掴めるかもしれません。



ただ、

別案件ではありますが

吉田氏の、

「凄技バイナリー」

購入者の方からも、

次のようなコメントを

頂いています。



「凄技バイナリーを

購入して全くダメでした。

クロス社の教材の中でも

最低な物だと思います。



あまりにも最低な商材でしたので

返金をお願いしましたが

話になりませんでした。



一部良い商材もあるので

残念でなりません。



吉田氏の教材は

買わない方が良い

ということを

拡散できればと思います。

被害者が減ることを

望んでおります。」



手法自体に問題がない

とは言い切れないかもしれません。

③今後について思う事



ノックアウトオプション自体は

興味深いものだと思います。



スリップがなく、

初めから、

リスクを限定したうえでの

投資が出来ます。



損切りが苦手な人にとっては

向いているかもしれません。



また、

長期保有もできますので、

その点は確かに、

FXとバイナリーオプションの

いいとこ取り、とも思えます。



うまく利用できそう

にも思いますので

しばらくはデモ口座で

遊んでみます。



また機会があれば、

ご報告いたします。